CJEのMakikoです
先週からのつづきです。
今週はTOEFLspeaking(とスピーキング)について。
テストは6問あってそれぞれタスクが違うのですが
ここではその詳細についてはTOEFLに興味がある人だけに「ざっと」だけ紹介:
1問目:フリーチョイスの質問に答える(45秒) 例)「尊敬する先生は誰ですか」
2問目:選択形式の質問に答える(45秒) 例)「一人で勉強 vs グループで勉強、どちらがよいか」
3問目:文章を読んで、それに関する会話を聞き、その内容に関しての質問に答える(60秒)
4問目:文章を読んで、それに関する講義を聞き、その内容に関しての質問に答える(60秒)
5問目:会話を聞き、その内容に関しての質問に答える(60秒)
6問目:講義を聞き、その内容に関しての質問に答える(60秒)
…とまぁ、だいたいこんな流れです。
基本的にそれぞれの設問について
以下のような点に気をつけながら話します:
1)設問内容をよく読み、質問に答えるべく的確な答えを言う
2)全体の構成を考えて回答する
3)細かな文法的ミスはさほど気にしなくてよい、できるだけ時間内いっぱいしゃべる
4)なめらかさ、発音のよさもスコアに反映される
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さて、この中で普段のスピーキングにもぜひ生かしたいヒントがあります:
質問に的確な答えっていうのと、時間いっぱいしゃべるっていうのは
まぁテストの中での話ですので、いいとして。
また、なめらかさ、発音のよさがスピーキングに重要であることも自明の理。
実はこの中でも「英語をしゃべるときに気をつけるべき点」として、
案外知られていなかったりするのが、2の「全体の構成」の仕方です↓
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《TOEFLスピーキングにおける全体の構成》
1) Introduction
2) Body
3) Conclusion
まずはじめに、1)Introduction メインアイデア(=結論)を述べます
次に、2)Body メインアイデアをサポートする理由を述べます(2~3つ)
最後に、3)Conclusion メインアイデアをもう一度主張します
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「まず結論を述べ、その後にサポートとなる理由や詳細をつける」
この考え方、テストだけじゃなくて英語を話す上でも重要なコンセプト
特に、「まず結論から 」という視点は日本語とは
異なる部分でもあり、日本人の英語学習者は特に気をつけたい点。
ぜひ今度英語で会話するときには:
質問→まず結論から話して、その後に具体的なプロセスや例、理由などを挙げる。
これを思い出しながら、話してみて♪
きっとより効果的にコミュニケーションが図れるはず!
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