Blogも長年書いているとこういうこともあるのか、と。
当Blogを通して知り合った方とその友達と実際に会うことに。
久しぶりに日本人の知り合いができた。最近はもう日本人はNYにはいないんじゃないかと思っていたくらいなので嬉しい(たくさんいますよって言われたが、なぜだか出会わない)。是非とも彼らのグループに加えてもらおう。
しかしこういうことになってはっきりと感じたことだが、
今やTwitterやBlog、mixiやFacebookといったネットを媒体としてオンライン上で友達になったりすることはいたって普通のこととなったが、実際にオフラインで顔を突き合わせて話してみないとやはり人間っていうものは何も分からないんだなと。
もちろん各人のSNSのページや、Blogを読めば、その人の性格・容姿など大体の部分を把握することは可能なのだが、
表現は少しおかしいかもしれないが、表情を見て、肉声を聞いて、体に触れて、初めてきちんとした人間として認識できるようになるんだな、と。
「出会い系の写真は上目遣いのやつばかりで10倍増しでかわいく写っているから気をつけろ」とか、
「プロフィールで身長170センチと書いている男は絶対に170センチない」とか、
ようはネットは嘘ばっかりの情報で氾濫しているから信じちゃいけない、なんてそんな古い時代のことを言っているのではない。
人間というか動物ってやっぱり細胞と細胞が触れて初めて交信できるんだなという、誰もが分かる単純なこと。でもこの至って当たり前過ぎることが、実際に体験してみないと気づかなかったりする。今の人間は少しネットに侵され過ぎているように思える。
今回の体験を通じて、オンラインとオフラインの人間の付き合いに関してどういう違いがあるのか、また両者をどのようなバランスで使いこなしていくべきか少し考えが進んだと思う。
それにしても、期末のプロジェクトを直前にしてなぜだか深夜12時にスーツを着て自由の女神を見にフェリーに乗っていたりするわけで、「俺も余裕な振りをするのが随分と上手くなったじゃねーか」と自分に言ってみたもんだが、これくらいの方が人生はおもしろかったりするのかもしれない。
視線の先には自由の女神。
仕事でヘマをし、お台場で海岸沿いのベンチに深夜一人うつになって座っているサラリーマンを想像して頂けるとぴったりかもしれない。
結局この皺寄せがきてしまい、今は二時間睡眠で予定が押されまくっているのだが、まぁこれはこれで楽しいんじゃんと。
深夜5時でもこうやってしっかりBlogはアップできるってことは、まぁまだまだ自分は多くのことをやれるというわけだろうし。
[今日の読書]
生命保険のカラクリ (文春新書)
ずっと読みたくてiPadの中に投げ込んでいた一冊。
ミーティングの合間のふと空いた時間に読み始め、他の読み途中の本を押しのけ一気に読破。
著者は、言うまでも無く、これからの日本を引っ張っていく若手の一人。
読みやすい上に、保険業界の知識もしっかり付く。
もちろん100%保険に関する本なのだが、それ以上にこの本を通して個人的に感じたことは、
「自分にとって本当に価値があるのか分かっていないにも関わらず、周りの人がやっているからという理由だけでついつい流されてやってしまう」
ということかな。
右に倣えで何も疑いもせずにやってきたことって多かったなぁ。
他の人との輪から外れることって怖いしね。
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