こんにちは。昨晩、"Rio Sonata - Nana Caymmi (リオ・ソナタ ナナ・カイミ)"の試写会に行って来ました。
ナナは、ブラジル音楽会の巨匠ドリヴァル・カイミ(Dorival Caymmi)の娘です。そのイメージが強かったのですが、考えてみれば、2008年、彼が亡くなったのは94歳。娘といっても現在、70歳なんですねー。そのためか?試写会に来ていたお客さんもシニアばっか・・・!
まずは、ナナの娘さんと共に舞台に上がったスイス人の監督ジョージ・ガショット(Georges Gachot)が、フラ語訛りのポルトガル語で挨拶。それから上映です。
酒飲みで豪快なナナのキャラクター×美しい歌声が楽しめる映画です。特に映像・編集の目新しさやかっこよさはないように思いますが、カイミファミリーと彼女のキャリアに関わったいろんなアーティスト(ジルベルト・ジル、マリア・ベターニャ、ミルトン・ナシメント、ジョビンetc)のインタビューが、もうみんないい年だからか、力が抜けてていい感じです。外国暮らしの長いブラジル人が見たら、故郷を思って涙するかもしれません。サウダージってやつです。
映画終了後、カクテルタイムとなりましたが、ナナは帰っちゃったみたいです。弟のドリ・カイミ(Dori Caymmi)が「ワインはどこー?」なんて側に来たので、「写真、いいですか?」と話しかけたところ、「いいよいいよ、あ、一緒に撮る?誰かにカメラマンを頼もう」と肩を組んできたので(ここでは私も若いからか)、周りのおばあさまの中から一番派手な方にお願いしました。が、写真、撮れてなかった・・・。押すだけなのに。2度頼んで、「カメラのせいよ!」と言われる始末。んー、残念!
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