2016年に入り、いよいよオリンピック開催まで半年余り。
準備の遅れ、経済・政治情勢の悪化、ジカ熱などなど、問題は山積みですが、ボランティアの採用は順調に進んでいるようです。
私はこちらに来てまだ1年半余り。もちろんポルトガル語も半人前以下。英語はだいたいわかるとはいえ、もちろん完璧ではありません。
でも、そんな私でも何かできることがあれば、と思ってリオ2016のボランティア募集に応募してみました!
ここで、簡単に選考の過程を紹介します。東京2020でも同じような流れになるかもしれませんので、興味のある方はご参考まで!
〇申し込み締め切り:2014年の年末(つまり、オリンピック開催の1年半強前)
いろんな個人情報やスキルを入力し、英語のテストもありました。サイトは英語とポルトガル語の両方があったので、結構時間はかかったけれど、なんとかクリア。
英語はそれほど難しくはなかったけれど、ちょっとややこしい問題もありました。完璧にできなくても別にいいみたい。
たぶんレベルを確認しているのでしょう。
〇グループ面接:2015年7月(もっと早く進んでいる人もいたようです)
私はサンパウロ在住なので、サンパウロの会場に行きました。日程などはネットで予約します。
登録時にポルトガル語はほとんどできない、と伝えていたので、きっと英語での面接があるのだろうと思っていってみたら、なんとみんなブラジル人。進行の方も当然のようにポルトガル語。
・最初にオリンピックの歴史を振り返る、なかなか感動的なビデオを鑑賞。その後グループ面接へ。
・参加者:1グループ20人弱。学生さんから弁護士という方まで、様々。
・最初に、一人ずつ簡単な自己紹介と、壁に貼られたブラジルの過去のオリンピアンの写真(8人ほど)から、自分がもっとも関心のある人を一人選び、その理由を話す、という課題。ブラジルのオリンピアンなんて全然知らず、どうしようかと思いましたが、パラリンピックに出場した水泳選手の写真があったので、水泳経験者としてその方を選び、なんとなく発言しました。
最初の自己紹介は、一応ポ語で頑張ったものの、あとは英語でいいですか?と許可をとり、英語にスイッチ。
※基本的に、みなさん英語がわかる方だったので、助かりました。
・次にグループワーク リオ2016のシンボルマーク、ポンジアスーカーをかたどったデザインの一部を使いながら、リオ2016で掲げられているいくつかの言葉(友情、信頼、調和など)をイメージした絵を描くというもの。5人ほどのグループにわかれてやりました。
ポ語ができない私のために、私のグループはみんな英語につきあってくれました。みんな、うまく意見を出し合ってなんとかまとめあげグループごとに発表。
・その後、これからのスケジュールやいろんな説明を聞いて解散
〇オンラインインタビュー:2015年 10月
・これはプライベートインタビューだと思ったら、スカイプのようなシステムを使ったグループインタビュー。もちろんポ語。
まずい!もう逃げようか、とも思いましたが、一人ずつボランティアをする動機と、可能な活動場所、時期など、最低限のことを英語で伝えて終了。
〇結果発表:2015年 11月
・めでたく「アクセプト」の連絡が来ました!
〇お仕事内容の連絡:2016年1月
・私は、サンパウロ内でできること。あまり日数はさけない。という条件を提示していたので、とりあえず国際空港での受け入れチームのオファーが来ました。
さらに詳細はまた今後くるようです!できることが本当にあるのか、まだまだ疑問ですが、何か少しでもできたらうれしいなあ!
また今後の進捗、アップデートいたします。
※余談ですが、ようやくRio2016のオフィシャルストアがオープンしました。サンパウロにも空港にあります。先日、旅行のついでにのぞいて、パレオを買ってみました。
Rio2016 オフィシャルショップ
マスコット(名前忘れました。。。)は、日系人の方のデザインらしいですよ。
グッズ、なかなか高いですが、ブラジルらしい鮮やかな色のデザインがかわいいです。ハバイアナスとのコラボサンダルなんかもあって、お土産にどうでしょう!
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