人生を振り返る時間を作るのは、若い人にとっても大事なことです。お年寄りだけではありません。孔子の「われ十有五にして学に志し、」は、論語を知らなくとも誰もが一度はきいた言葉です。人生を回想することの大切さを感じます。15才の頃に学問をしようと決心し、30才で自立でき、40才ででどんなことにも惑うことがなくなったようです。50才になると与えられた使命がなんであるかを知ったとあります。ようやく60才になってどんなことにも動じなくなった、というのです。孔子さんは学問を積んだお陰で、このような境地になったのです。 続きを読む