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東北地方太平洋沖大地震(3) 買い物
東京都内からの 地震後の報告 第三弾。
地震から4日目、月曜日の 東京都内のスーパーの様子です。
本日 昼すぎ 近所のスーパーに行ってきました。
どんな状況になっているのか この目で見るのは 少し 怖かったのですが
近いうちに不足しそうなものがあるので 買い足しに向かいます。
店内は 平日の午後にしては 異様な人ごみでした。
まるで 週末のような賑わいです。
ただし 節電のため 店内の照明は 半分程度しかついておらず
みなさん 一様に そわそわとしていて 暗い表情でしたが。
今月は この店では ペットフェアと題して
たくさんのワンちゃん、ネコちゃんを 入口付近の催事場で
展示販売する予定でしたが、 もはや 誰も かわいいペットたちの横で
足を止める人はいません。 ケージも半分はたたまれて 当初の華やかな雰囲気はどこへやら、ペットたちが 所在なげに 柵のなかを ウロウロしています。
1階の生活雑貨売場では まるでオイルショックかのように
紙類が売り切れていました。 トイレットペーパーはもちろん
ティッシュ、生理用品まで 棚は すっからかんです。
なかには 2,3の布団セットを買い込む人の姿も見えました。
東北地方から避難してくることができた ご親類のためであれば
いいのですが。
シャンプーやせっけん類を 異様に買い込む人もいました。
日ごろから このくらいの勢いで買いだめをしているのか
今回の地震を 受けてのことなのかわかりませんが
シャンプーが大量にあっても あまり 停電対策には
ならないような気もします。
乾電池や カセットコンロ、懐中電灯のたぐいは あっという間に売り切れたようで 次回入荷未定の張り紙がしてありました。
湯たんぽも 飛ぶようにうれたようで 棚がカラになっています。
まだまだ 寒い時期ですので 暖房のない生活はつらいです。
電気がなければ コタツも暖房も床暖房もつかえませんから お湯を入れておくことができる湯たんぽは 人気だったのでしょう。
驚いたのは 60代ぐらいのご婦人が ガスコンロ(カセットコンロではなく ガス管と接続して使うタイプのコンロ)を おひとりで3台も購入されていたことです。
たぶん ご自宅が オール電化でIHなのでしょう。
複数なのは お近くのご実家の分まで お買い求めになったのか?
今回の地震で ガスコンロ台を買い求めた方は 少なくないかもしれません。
エネルギー源を 複数に頼った方がいいというのは まさしくこういう事態を予言しての 忠告だと思います。
2階の生鮮食料品は 明らかに品数が少なくなっていました。
野菜は 意外と揃っていたのですが
ハム、ソーセージのたぐいは 売り切れ。
牛乳は 1本もなし。 お茶や水は 跡形もなく。
豆腐や揚げなどがなかったのは
売り切れだったのか 供給がなかったのかは わかりません。
カップめんのコーナーには
「被災地への供給を優先するため ご迷惑をおかけします」との
張り紙がありました。
酒、みりん、しょうゆ、みそなどの調味料のコーナーも
売り切れが目立ちました。
和菓子のコーナーは製造業者が被災したようで
しばらく 和菓子の販売はできないとのことでした。
パンや菓子パンのたぐいは 1個もありませんでした。
こうした商品が 被災地の方々に優先的に手渡されるのであれば
喜んで 不便をしのぎたいと思いますし 是非 急いで
避難所の方々に 届けていただきたいものです。
コメも なくなっていました。
一人一袋しか購入しないようにという制限があったようですが
昼過ぎの時点では 何もありませんでした。
そんなわけで 買えるものはほとんどなく、
何を買いに行ったのかも よくわからないような状態でしたが
とりあえず 世間一般の状況をみつつ、
野菜を中心とした 食料を買ってきました。
ちなみに 停電は アメリカで体験済みです。(記事はこちら)
アメリカの家と違い 日本の家では ガスも使うので
その点は よかったです。
しかし 計画停電の予定は 二転三転しており
国民の不安を 一層あおっているように感じます。
原発の事故の状況も気になりますが 東京電力および 原発や政府は
現地の正しい情報を 提供してほしいと思います。
たとえ 放射能漏れが かなりのレベルで発生していても
知らないよりかは マシです。
各自のとるべき対応も含めて きちんと 指示していただければと思います。
また 停電は 各家庭に負担を強いるよりも できるだけ大口事業者を対象に 対策を取った方が簡単に済むように思います。 各事業者には 節電をお願いするとともに 企業は 臨時休業や時差出勤など 現在の状況に合わせた対応を するべきだと思います。
停電により 駅が閉鎖しているにもかかわらず 多くの人が 出社しようと タクシーや駅への長蛇の列にならんでいらっしゃる様に 心を痛めます。
ここまでして 社員を集める必要のある企業が いったい どのくらいあるのでしょうか?
経済界への影響を 心配する声もありますが、数
日、数時間の工夫をすることで 大きな効果を生むことができます。
是非 思い切った休日施策などをとり 現場の混乱をさけるよう
対策を講じていただきたいものです。
外国のメディアが 日本人落ち着いて行動していることを
すごく評価していると引用することで 日本のメディアが
日本を「自画自賛」している傾向があります。
しかし わたしがスーパーでみた 消費者の行動は
まさに パニック以外の何ものでもありません。
不安や恐怖の表現の仕方が 欧米とは違うだけでしょう。
静かに しかし 確実に 我々は 恐怖と不安と 戦っています。
生きることへの希望とは 生への執着とは 異なるものです。
こうした緊急事態だからこそ 東北地方で 助けを求めている人々の心を
思う余裕を持ちたいものだと思います。
思いやりが人を救う
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