12歳(日本だと小学校6年生)の娘は、生後3か月から小学校3年生の途中までアメリカの現地校で育ち、帰国して2年を神奈川の公立小学校、5年生の途中からサンパウロのアメリカンスクールで過ごしています。
アメリカ時代は、幸い補習校があったので、年長時から毎週土曜日は補習校に通い、漢字や算数の勉強を日本の教科書を使ってやっていました。3年生で帰国した際も、多少会話や表現力で日本で育った子と比べるとスローな部分があったものの、学習面は大して問題もなくキャッチアップ。
サンパウロには、日本人学校はあるものの補習校はなく、日本人の子どもたちは、公文やサンパウロに唯一の日本の塾(三和学院)に通っている子も少なくありません。インターの子だけでなく、帰国後の受験も踏まえて、日本人学校の生徒もたくさん通っています。それ以外も、海外帰国子女教育財団やチャレンジ、Z会などの通信教育、JOVA、ENAのオンライ指導を受けているケースも多いようです。
アメリカンスクールも意外と宿題や部活動が忙しく、なかなか塾通いもままならない我が家は、日本の勉強をどうやって進めていくか試行錯誤の日々。
普段は、漢字ドリルや計算ドリルをときどき時間を見つけてやるぐらい。漢字は、アメリカ時代から毎年漢字検定を受ける習慣があり、こちらでも日本人学校で受験が可能なので、毎年それを目標に頑張ることにしています。
ドリルは、海外教育財団のものを使っています。
日本語で書いたり、読んだりする時間を確保するために、やっているのが
オンライン作文教室 言葉の森
週に1回の電話(Skype)での指導をもとに、作文を書くのが基本。さらに、読解問題や、長文の暗唱なども進めていきます。
毎週の課題に合わせて、文章を読んだり、家庭で題材について話したりする時間を作ることが必要なのですが、それが海外生活ではなかなか時間をとりにくい部分でもあるので、とても貴重な時間になっています。
さらに、どうしても手薄になる社会の勉強。ほぼ、あきらめ状態ではありますが、長期休暇を利用して友人にかりた、漫画 日本の歴史を読んだりしています。最初は興味がなさそうだった娘も、意外と楽しく読めるよう。私も、一緒に楽しんでます。
学校でのレベルが低い算数は、長期休暇中に、三和学院の短期講習を受けさせて、何とか遅れを取り戻そうと頑張っています。
というわけで、海外暮らしの中で、どこまで日本の勉強をキャッチアップしていくかは、滞在期間、子どもの年齢、赴任地によっても様々。さらに、家庭の中での方針を決めることがとても大事!我が家も、試行錯誤しながら最善の方法を探っていこうと思います。
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