昨日税法のMidtermがあったのだが、見事撃沈した。
税法は難しいので評判だ。講師もRatemyprofessor(以前紹介した講師の評判を見るサイト)で酷評されている。だがCamosunでは彼以外に税法を教える講師がいないので、選択の余地はない。
税法の難しさの1つは例外の多さだ。1つの規則に対して例外がいくつも設定されていることは珍しくない。Income Tax Act(法律書)の持ち込みは許可されているので、丹念に調べれば例外についても確認できるが、表現が曖昧でさっと目を通しただけでは理解できないこともあるので、やはりある程度の規則は例外も含めて暗記しておかないと時間との戦いである試験では不利になる。
ということで私も時間をかなり割いて勉強した(ブログを書くのもやめて)のだが、試験問題が配られて目を通してびっくり。
全て応用問題だった。(@Д@;
講師は過去問題や授業で行った問題と同様のパターンで出題する講師と、応用問題を出す講師に二分される。前者の場合は過去問をしっかり理解すればいいので、試験対策は楽だし時間をかけた分だけ結果に反映される。もちろん数字は毎回変わるが、出題形式が同じだと見慣れている分楽である。だが後者の場合習ったことの本質を理解していないと解けないし、見慣れない出題形式だと問題の意図を理解するのも英語が第二外国語の私には難しく、勉強した割に結果が出ないというのがこれまでの経験でわかっている。(とは言えRatemyprofessorの講師に対するコメントを見ると英語がネイティブでも厳しいらしいが)
とにかくどこから手をつけたらいいのかわからない。周りが電卓を叩いている(=計算している)音が聞こえてくることで余計に焦ってしまう。なんとか1つわかりそうな問題があったのでそれから始めたのだが、時間ばかり過ぎていき、結局全問解くことはできなかった。終わった直後の感想は
ひえー、どうしよう。(T_T)
だった。昨日は先週ReadingBreakで授業がなかったので遅れを取り戻すためにMidterm後に少し休憩を取ってから授業が始まったのだが、休憩時間中
教室がものすごーく静かだった。f^_^;
これまでの経験だとテストが終わった直後は、試験からの解放感も手伝ってテストの内容や出来についてあーでもない、こーでもないとワイワイにぎやかになるのが常だったが、昨日は誰も口を開かず、少し放心した様子で席に座っていた。
そういえば昨日は誰も途中退出しなかった。こちらの学生はわからない問題にぶつかるとなんとか解こうとするより、さっさとあきらめて途中で退出してしまう傾向があるようで、試験終了後に残っているのは自分を含めて数人、時には自分だけなんてことも珍しくなく、誰も退出しないなんて初めての経験だった。
なんだかとても疲れた1日だった。そして試験結果が戻る来週のことを考えると憂鬱になり、それを少しでも忘れるために、その夜はワインをがぶ飲みしてから眠ったのだった。
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