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ナイジェリアの医療システム

25日(金)晴れのちくもり

ぽかぽか暖かいです

今日は International Health の授業です。

お題は、
”HIV / AIDS – global perspective”
”Chronic and non-communicable disease epidemiology”

についてです。
発展途上国の医療システムや問題点など、いままできちんと
取り組んだことがなかったので勉強になります。

特に、クラスのほとんどの生徒(9割くらい)は、
発展途上国からの留学生なので(生徒の半分くらいはナイジェリアから)、
彼/彼女達の意見を聞くことによって、いろいろ新しい発見ができます。

特に印象に残っているのは、HIV の抗レトロウイルス薬の副作用について。
抗レトロウイルス薬の副作用として、”食欲増進”があるそうです。

日本だと、大きな問題にならない(命にかかわらないので)様な気がしますが、
発展途上国では、HIV の治療を受けているのはほとんどが貧しい人々です。
食欲増進は、ただでさえ購入できる食べ物が少ないため、深刻な問題となり、
治療を途中でやめてしまう、という問題につながるそうです。

治療を途中でやめてしまうと、病気の進行もそうですが
耐性(薬が効かない)ウイルス発生の問題なども出てきます。

また、医療システムについては、日本の医療システム(とイギリス少し)しか
経験していないので、ついその知識をベースにして考えてしまいます。
しかし、これは世界の中でも特に恵まれたシステムであることを実感します。

先日、ナイジェリアの生徒たちがプレゼンしたナイジェリアの医療システム
についてですが、

・ 現在”free healthcare”の医療システムを構築しようとしている
・ まだ、国民の 3.7% しかカバーできていない
・ 財源は、石油の利益と税金
・ 保険でカバーできる子供は4人まで

とのことです。
私、5人きょうだいだから、もしみんなナイジェリアに生まれていたら
末っ子保険に入れないんだ・・。

先生が、
「もし、1番上の子は健康で、5番目の子が病弱体質だったら、
1番上の子に保険を使わない代わりに、5番目の子に保険の権利を
譲渡する、ということは可能なのか?」

と質問していて、その答えは

「NO、”上から”4人まで。」

とのことだそうです。

人口コントロールの意味もあるようですが、容赦ないシステム
それでもまだ、国民のほとんどは無保険であることのほうが問題のようです。

注意
私の頼りな~い英語理解力がベースとなっています
正確な情報が必要な場合は、ご自身でお調べください


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スコットランド第三の都市AberdeenのAberdeen大学に留学中(*^_^*) 専攻は、MBA International Healthcare Managementです。

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