お寄りの農夫の方々は、いつどのような手順で作業をするか、どんな道具が必要か、どのような土をつくるか、いつ種や苗を植えるか、どんな肥料をどの位撒くか、天気がどう変わるかなどを体験から知っています。凄い知恵のかたまりが農作業という行為に込められています。ですから、毎年同じような収穫を見通せるのではないでしょうか。最近は、どのような作物をつくれば消費者に喜ばれるか、外国にも売れる高い品質の野菜や果物の育成に力をいれていると聞きます。絶えず調べ、学び、追求する姿勢はまさに生涯にわたる教育活動といえましょう。継続は進歩です。教育の目的は各人が自己の教育を継続できるようにすることにある、ということを農家の人々から学びます。 続きを読む