今回は、ブラジルの国名ができた歴史を簡単に調べてみました。
ご興味がありましたら、お付き合いください(^-^)
↑発見当時のブラジルは、こんな風景だったのでしょうか(^^) *こちらはパウ・ブラジルの木ではありません。
ブラジルには、元々、今では「インディオ」と呼ばれる先住民(たくさんの部族に分かれていました)
が暮らしていました。
そこへ、大航海時代の1500年に、ポルトガル人のカブラル率いる艦隊がやってきて、この土地を“発見”。
でも、上陸したものの、ポルトガルにとって他の国々との貿易に使える価値のあるもの
---香辛料・食糧・金・銀・なにかの原料になりそうなもの---
は全く見当たらず、がっかり。
それでも、唯一、当時のヨーロッパの織物で使われていた赤色染料と同じものが取れる「パウ・ブラジル」の木がこの土地に自生していることを知り、まずはこれを使って国益を上げることに。
こうして、パウ・ブラジル貿易が始まり、100年余りでほとんど切り尽くされるまで盛んに輸出され、
それに携わる人のことを「ブラジル人」と呼ぶようになったのが、この国の名前の起こりだそうです。
ちなみに発見当時は、ブラジルは島だと考えられていて、
「ヴェラクルス(真の十字架)」という別の名前がつけられていたそうですが、
*ポストガルはカトリックの国なので。
定着せず、事実上の国名も「ブラジル」になってしまったのだとか。
この木にこんな歴史があったなんて、なんだか感慨深いですね~。
*昨日の記事「ブラジルの国名の起源となったもの」 リンクはこちら→★ もぜひ合わせてご覧ください。(^-^)
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