11月20日 「黒人認識の日」の祝日を利用して、サンパウロから車で3時間強のところにあるUbatubaというビーチに行ってきました。
娘の学校の友人家族に誘われての急な旅行だったので、何の知識もなく行ってきたのですが、海も緑もきれいでとても気持ちのよいところでした。
ボートに乗せてもらい、穏やかな海と船上シュラスコ(BBQ)を満喫!
そして、船に乗ると、どうしてもタイタニックごっこをしたくなりますよね!国籍もバラバラの中学生の男の子たちも、考えることは一緒のよう。
さらに、Ilha Anchietaも上陸。ここは昔、刑務所があったところだそうで、今も風化してしまったものの当時の建物が残っています。
島や僻地の刑務所、というのはいつの時代のどこの国にもあるものなんですね。。。
しかし、去年パタゴニアに行ったときに見学した、南米大陸最南端の極寒のウシュワイアの刑務所や、日本の網走刑務所なんかと比べると、気候的にはとっても恵まれたところ。囚人とはいえ、政治犯が多く収容されていたようなので、そこまで悲惨な刑務所暮らしではなかったのかな?時には、海に入ったりしたのかな?なんて、思いを巡らせてしまいました。
ちなみに、Anchietaいうのは、人の名前。1500年代後半に、当時の本国ポルトガルからやってきた、イエズス会(ザビエルでおなじみですね)の宣教師としてやってきて人の名前です。
Ubatubaは、Ubachuva(Chuva:ポルトガル語で雨の意味)と呼ばれることもあるほど、雨の多い地域だそう。特に、今の時期は雨が多いです。でも、サンパウロで雨が降っているときは、Ubatubaでは晴れている、なんて言われることもあるそうで、私たちも雨のサンパウロを出発したものの、翌日はお天気にめぐまれました。
それに、もともと、夕方や夜中、早朝に雨が降ったとしても日中は以外と大丈夫だったり、一日中しとしと降るようなことがあまりないのもブラジルのいいところですね!
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