親の子への愛情と期待は並々ならぬものがあります。万人に共通な思いです。ハイハイする頃になると、「こっちへおいで、」「さあ、さあ」と手を打っては子どもを呼び寄せます。子どもは真剣になって親の手をつかもうとします。ものにつかまって立ち上がると、子どもの視界はひろがります。周りをぐるりと見渡し、欲しいもの珍しいものに向かおうとします。歩き始めると子どもはまるで小宇宙をフラフラと遊泳すかのように探索し始めます。嬉しくて嬉しくて仕方ないという表情です。親は子どものをどのように歩き出すように導くかです。子どもはよろよろと倒れても、また立ち上がり、また倒れます。親はそれをみて声をかけ励まし、そして誉めます。失敗しても決して叱ることはしません。誉めて誉めて誉めちぎるはずです。子どもの努力を認めて一緒に喜ぶのです。それが子どものやる気を起こさせます。 続きを読む