若者の多情多感な時代は疾風怒濤(しっぷうどとう)と呼ばれます。時代が激しく変化することを形容することばです、人間の心と体の急速な成長を指すことばでもあります。このフレーズはもともとドイツ語。Sturm und Drang」の訳語です。「今の若者は、、、、」。こんな古くさいことをいう御仁がときどきいますが、こうした台詞は無視して差し支えありません。過去を懐かしむ、懐古主義は老化現象の代表的なものです。ですが、最近は若者にもこの老化現象が見られるのは気になることです。もっとも脳細胞は20代から消滅を始めるようですから、若者にも老化が始まっているといわれます。「最近の若者は、、、」にならないようにして、筆を進めることにします。老化の典型的な現象を自分の体験にそってかんがえみることにします。ここでは身体の衰えではなく心とか精神の老化のことです。わたしなりに次回の記事から10の老化現象を列記してみます。皆さんのコメントをお待ちしています。 続きを読む