先日、パーティー校と言われているテキサス大学オースティン校に在学中の娘と話していて、意外な気づきがありました。
アメリカ社会は大学のソロリティーやフラタニティーに似ていると。。。
今はどうなんでしょう?人種差別発言や飲酒、強姦などの問題を起こすフラタニティーのニュースなどを読んで、ただでさえお金のかかるグループにお子さんを参加させる人はどのくらいいるんでしょうかね?
うちの子供は最初から入りたいと思っても仲間に入れてもらえないだろうと分かっているし、どちらかと言えば、そういう組織が大嫌いなのでどうでもいい話ですが、そういう組織に入る人たちの条件って言うのに当てはまらないと言うのが正直な意見。
どういうことかというと、ああいった組織は暗黙の了解見たいのがありますよね。それがアメリカ社会のそれと似ているのよね~!と気づきました。
アメリカ社会、それはやはり世間一般に思われてるように白人社会なんです。いまだにそうなんで、ここに帰ってくるたびにガッカリするんですが、インターナショナル、外国人、有色人種、この手のワードで引っかかると、白人からは別物扱いにされます。
以前話をした、子供の日本での体験入学のそれと似てるかな?
で、うちの子供は海外育ち、それだけでもうOUT!なんですよ。知ってました?笑 そういわれればそうだよね!と今度は自分の居た国務省のソサエティーを見てみると、私のような外国人丸出し人間は仲間になんか入れてもらえませんでしたし、他の外国人妻もそれなりに努力しないとアメリカ人(外国人経由のアメリカンではなく、純アメ)の仲間にはそう簡単に入っていけません。
結局、何処の国も一緒で「純」が付く社会には、外からのものは受け入れられないものなのかと、興味深く思いました。なるほど。
あんな小さな国務省のソサエティーでもそうでしたので、私はもう慣れっこになりましたし、気の合う人と話が出来ればいいと思っていますので、あえて「純アメ」と友達になりたいともう思わなくなりましたし、それより色んな人種、国の人たちの話を聞くほうがよっぽど面白いのであえて、気の合わない、つまらない純アメと付き合う気も起こりません。とにかく、あちらも私の外国人の英語を聞いただけで興味がなくなるようですし、それはそれでOKだと思っています。
思えば、アメリカにいるそういう人ほど、トンネルビジョンで、自己中で、付き合ってもめんどくさくって面白くない人たちなので、20年もそんなソサエティーにいれば、そんな風に仲間はずれにされても、どうでもよくなりますよね。笑 私の言ってることに納得できる人は沢山いると思います。
かといって、日本人社会・・・これがまた曲者で、もっとめんどくさい!私がどの日本人とも深く関わりあいたくないと思っている理由は、海外にいる日本人ほどクセがあるので、日本にいる日本人よりややこしいと言うのも知っているからです。これも厄介。
ああだ、こうだ、陰で言われないように気をつけて振る舞うのは、私の裏表のない、性に合いませんし、だから日本から出てきたのに・・・って事になりますでしょ?
一度、駐在の日本人女性に、「ここの日本人社会をなめたらダメよ~!」と言われ度肝を抜かれた覚えがあります。そんなに怖いの?と爆笑しそうになりましたけど。。。一事が万事こうなんで、もう興ざめ~!って思って何年経つか。。。本当に人間の社会って、サルの社会(特にチンパンジー)に似てるなぁと、大昔読んだ文化人類学の入門書を思い出しました。笑
幸い、私はアメリカ人と結婚しているし、すでにリタイアしてアメリカの社会で仕事もしていませんし、もし主人が先に逝った場合は日本に帰国するため、国籍はいまだに日本人のままですので、逃げ道があるためか、特にどっちの社会に有利なようにと行動はしていません。
国務省の外国人妻仲間で、この国に骨を埋める覚悟のできている人はキャリアを持って働いていますし、それはそれで個人の選択と理解していますし、尊敬もしています。でも私は、どうしてもこの国がそこまでまだ好きになれない、自分の性に合わないと思っていますので、あえて自分と違うものにはなりたくないので、そうしています。要するに自然体なんです。笑
で、子供達もどちらかと言うと、インターナショナル。そう育てましたので、文句言いながらも、あえて私がアジアンマムでもOKらしいですから、私が日本に帰っても孫を連れて遊びに来てくれるでしょう。日本の家庭料理で、しっかり胃袋もつかんでいますし。笑 2人とも全く日本語に問題はないので、それも、こっちのモンだ!って感じです。私が最後までアメリカ人になりたくない!と思うが故に子供達もそれなりに育ちましたよね。おもしろい。
最近の日本人の若い人の「戦争やりたくない」と言う理由についてちょっとびっくりしましたが、うちの息子はどちらの国の戦士になっても良いと言ってますよ。国を守るためなら戦うと・・・。と言う事はキチンと自分のアイデンティティーもしっかりしていて、さらに祖国二国、どちらも同じくらい尊重していると言うことだと思います。その点ではサクセスフルだったと思います。フラタニティーに入れなくっても(入る気はさらさらありませんが)それはそれでぜんぜんOK! 笑 違うものになる必要はないですからね。
今現在国籍があって日本に住んでる純ジャパが、「戦争怖いから嫌じゃん!」って軽々しい発言は、ちょっと問題ですよね。日本人であるプライドは?と私は思ったのであります。戦争をしたい人間なんてこの世に存在するわけない!というのが私の意見で、その手の問題は、もし万が一国がやられそうになったら、自分達の力を何処まで尽くし、一人でも多くの国民を救えるかが問題なんだと思ってます。すぐ戦争反対!ってなるのが不可解でした。戦争?そんなモンもうやるわけないじゃん!これからはサイバーアタックよ!って思うんです。頭の中が何十年も前の時空にいる人たちがとっても多いことが今回の事でよく分かりました。日本ちょっと問題ありよね。なんて、つぶやきましたから。。
おお、それと、どこかの政治家さんのブログを読んで思ったのですが、彼はそのブログの中でアメリカの国際的な権威が弱くなったとおっしゃっていましたが、それはどうしてそう思ったのか?なんて素人ながら、日本の国の資料と、こちらで得られる資料は違うのかいな?と不思議でした。というのも、アメリカの影響力がなくなったというより、現在アメリカは建て直しの時期だと私は思ってます。なので、内向きな政策が多いでしょうけど、決して弱くなった訳じゃないですよね。
どちらかと言うと、世界各主要国の力がイコールになるほうが、先ほど言った戦争になることを防ぐんじゃないかと思っていますので、私の考えではこれでいいのだ!となりますが、どうなんでしょうね?
話はだいぶズレましたが、
未来は、スタートレックの世界のように「全宇宙フェデレーション」が出来るんじゃないでしょうか?で、今あるアメリカの社会の「純アメ・白人」の影のオキテはそのうちジョーク化するんじゃないかと思っています。そうじゃないと生き残れないと思います。小さい事で区別する作業はもう無駄としか思えませんしね。
まあ、某、NYの不動産王の大統領候補者や、国民をなめきってる某メディア等、今のアメリカ、相当クレージーです!
But No Worries! まともな人はいつでもいますし、マジョリティーはまともな人々ですから心配はないと私は胸を張って言えます。そして、新しいジェネレーションが何とかしてくれるように思っています。最近の子供は意外にも問題点をよく解かっています。
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