ご存知、前出の「パプリカ」です。焼いた後に皮をむきますが、
真っ黒でないかぎり、その皮を、捨てるなんてもったいないと・・
思ったりもする。
ピーマンとは未成熟の状態で、もぎ取られた野菜の事。パプリカは
完熟状態で収穫されたもの。皮がそれぞれの色と特徴を形成している。
(こういう切り方もあるけど、丸のまま、オーブンなどで焼く方法が普通)
全パプリカは、かなりのビタミンCの宝庫野菜である事は確かだ。
赤パプリカは、甘みが強く、カプサイシンの赤色素含有。
βカロテンよりも多くの抗酸化作用あるとか・・・ビタミンCは
緑ピーマンの2倍だって。
黄色パプリカは、シミやソバカスを防ぐ美白肌にいいんだって・・。
ビタミンCが豊富。肌の老化防止のルテインが一杯だとさ・・・・。
オレンジパプリカは、ビタミンCと E、βカロテンが特に豊富。
だって、βカロテンは緑のピーマンの20倍含有だって・・・・・。
さあ、いつものように簡単に「パン焼きのトースター」で焼きました。
オーブンで焼くのは大げさだし、魚焼き器は、持ってないし・・・。
・・・・・大きくって、トースターでは、丸々1個は焼けない。
再度、パプリカの”刺身”も作りました。イカ刺しのような味がする
んですよ。「わさび醤油」が抜群に相性がいいって前にも書きました。
(皮をむいた状態です)
・・さぁて、皮や残りも出るんですが、どうしよう・・ならば皮と、
多少のそれぞれのパプリカの残り身を混ぜ合わせ、”粗みじん”に。
ここにグリーンのパプリカが入れば、色鮮やかで綺麗だったんですが。
・・・・箸で、そっとつかんで、わさび醤油で喰らう。
(・・・皮の嫌いな方は、このステップは、パスして下さい)
ある時は、下のように、小さめのスズキを揚げて、甘酢あんかけ
で食べました。その時の色が活躍で、パプリカの赤・黄・緑・
オレンジの角切りなのですが、この時は、緑色無しオレンジ色無し。
ビタミンCは、熱に壊れやすいけれど、このパプリカのヤツは、壊れにくい。
ビタミンCの含有が一番多いのは、オレンジ・赤・黄色の・・順らしい。
大きさによるけど、オレンジで、4分の1、赤は3分の2、黄色は
2分の1を食べれば、大人の必要な1日のビタミンCが摂れるそうだ。
<<・・・・最後に補足・・・・>>
●パプリカが世界を救った!
「パプリカ」は、ビタミンCの研究に大きな役割を果たし、研究者をノーベル賞に導いた野菜なんです!
1932年「パプリカ」の一大生産地である、ハンガリーのセント=ジェルジ博士が、柑橘類よりも「パプリカ」に大量のビタミンCが含まれていることを発見し、世界で初めてその抽出に成功しました。
その頃、壊血病(かいけつびょう)という、血管がもろくなり、体の様々な器官から出血して死に至る恐ろしい病気に多くの人が苦しんでいました。博士は実験を重ね、ビタミンCが壊血病の治療に効果があることを実証し、多くの患者がこの病気から救われました。
こうした研究の功績により、1937年、博士はノーベル生理医学賞を受賞しました。イギリスの「タイムズ」紙は博士の受賞を「パプリカ賞」と名づけて讃えたそうです。
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