NHKのためしてガッテンは、面白い時とそうでない時と。今回は
その中間?・・怒られそうだ。いつも見てるわけじゃないんだが、
段々と、この番組の深さが分かってくる昨今。
マレーシアでは、日本のピーマンの入荷が少ない。代わりに、ソラリス
デュタマスの「パブリカ」ならぬ、普通の赤・黄・オレンジ・緑色の
”パプリカ”が、安価に、どこでも、簡単に、手に入る。
補足として・・KL一般スーパーでは、値段が・・・・
Yellow・・kg/RM17.99 (苦み強く、女性に特に人気)
Green・・kg/RM9.29
Red・・・kg/RM16.99 (甘みと酸味のバランス良し)
orange・・(甘み強く、子供に特に人気)
ピーマンのチンジャオ・ニューロースーは好きでも、パプリカは、
あまり活用法がないと思っていた。薬的なテカテカの表面の皮、
サラダの色合わせ位にしか考えられず、食べても固いし、今まで、
あまり好きじゃなかった。しかし今日は一転する。そして変身する。
好きになる。・・・・さあ、その変容の模様の、始まりハジマリ。
今日は赤だけ使用。・・このようにカットして、並べる・・・・
両端を、優しくそっと、平らに倒す。折れるものもあるけど・・・。
綺麗な、バットに並べ敷いて焼くんだが、理想は、魚焼き器だ。
マレーシアでは、魚焼き器はポピュラーじゃなく、むしろ探せない。
一般的コンドミニアムの厨房に備え付けは、ほとんど無し。
スペインではバットに並べ、丸のまま、オーブンで長時間じっくり
焼くそうです。この長時間の「じっくり、ゆっくり、玉手箱」が
ポイントらしい・・・・とは、スミマセン、勝手な想像、言い方。
今回は、パンを焼く普通の「電気トースター」を使う。あらかじめ
温めることもしない。そのままスイッチを入れて180度25分に設定。
しかし、25分もこれをやると、全部がアッチアッチになるので、
もし、実行する場合は、火の周りに、十分、気をつけてください。
25分経つと、こうなる。
温かいうちに、皮をむいていく。端っこは切れちゃうけど、ゆっくり
優しくむく事が大事、ポイントだ・・・・
剥いた皮は柔かい。捨てるのはもったいないぞ。嫌いじゃなかったら、
これは、ちょっとした苦みのある一品料理になる。醤油にも合うし。
こうなると・・まるで・・まるで・・「マグロ」のようだね!!
”パプリカ寿司のマグロ風味”・・とでも申しましょうか・・・・
このままでも、わさび醤油で激ウマだった。十分、一品料理になる。
寿司飯を作る。素人の説明ですが丸めた左手4本の指にシャリを置き、
右手の、人差指と中指の2本でキュッキュッと軽く山形(山型)を作る。
手のシワは無視して下され。最近、声までしわがれ声になってきた。
パプリカの大きさに合ったシャリの形にしてしまったが、ご飯の色が
茶色いのは、当家では大体が、セキンチャンライスか、Sushiライスに、
もち米と、ブラウンライス(現地の半玄米)を混ぜたものを入れて
炊いているから。
シャリは、最初からネタが乗りやすい様に山型ヤマガタに形を作る。
そして、そして・・・自分でも感動してしまいました・・・・
「焼きパプリカの新鮮マグロにぎり一丁」出来上がり!!です。
その感動は、これが「わさび醤油」とピッタシ相性がいい事なのです!
上の皿!!ご存知「ダイソー」です。いいのです、これで充分。
そしていつも、このブルーの柄の皿しかないけど、盛ってみました。
TV番組からヒントを教えていただいて、素人ながら、寿司風の
にぎりを作った。これぞ「B級グルメ以上を目指して・・」です。
好奇心と向上心は、発見再発見につながる。だけど、女房にキッチン
汚すな・・庖丁、出しっぱなしだ・・洗い物増やすな・・と
言われ続けながら、めげず前進しているのか?後退しているのか?
・・・・・・つらいけどやってます。
本場のスペイン人は、日本人のパプリカの使い方を「NOVATOS!」
と言ったそうです。意味は「一つの使い方しか出来ない未熟者!」だ
そうで、確かにサラダの色付けしか利用方法がないと思ってました。
スペインでは、パプリカは、長時間焼くことは当たり前で、また
そうしないと、皮もむけないし、第一、パプリカの本来の
「甘み・旨み」が出ないのだそうです。
確かに確かに「目からウロコ」「ココロはアソコどこ」?の気分。
パンとツナチーズと合うし、ソースにもなるし、スープにも旨みが増す。
必ず時間をかけて焼く事がポイント。今日は勉強させていただきました。
(クックパッドに、レシピを一応登録しておきました)
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