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60歳以上に“断捨離”はムリ?
「断捨離」、流行っていますね。
アメリカにいた頃 この文字を見て 一体 どう読むのか 想像もつきませんでしたが、
「ダンシャリ」なのだと 日本に帰ってきて 初めて知りました。
本屋に行くと 本家本元の断捨離本だけでなく
断捨離をして人生が変わった人とか さまざまな関連本が並んでいて ブームの奥深さを感じます。
以前 「捨てる技術」という本がベストセラーになりましたが
今度の断捨離は 身辺整理の精神的効果や
日本人が大好きな 「開運」という点について より焦点をあてた内容のようですね。
その効果は 人それぞれでしょうが 「 座って半畳、寝て一畳 」と言われるように
高望みせず 清くつつましやかに生きるというのが 日本人にとっての 古くからの美徳です。
私も常日頃から 数は少なくても 好きなものだけに囲まれて
身の丈にあった 暮らしたいと思っているのですが なかなか上手くいきません。
何しろ 買い物の楽しさを 知っている世代なので 「夢」や「あこがれ」で
自分のライフスタイルに 合わないものを買ってしまうのが 一番の原因でしょう。
でも これは 数々の失敗を経て 自分でも多少 コントロールができるようになってきました。
年末には 大掃除を兼ねて 棚や引き出しの中の不用品を できるだけ捨てたり
リサイクルに 出すようにしています。
そうすることで 年々 自分にとって 必要なもの、やっぱり 必要なかったものが
しっかりと 確認できるような気もします。
しかし どうしても コントロールできないものが あります。
それは・・・・
毎年 お正月に・・・・・
義母から いただく・・・・
不用品の数々。
今回の帰省でも しっかり 手渡されました。
地方では いろいろな業種の営業マンが自宅までやってきます。
その際に 「 孫にやるので必要 」と半ば脅迫して せしめた 粗品のマグカップ 4個。
郵便局で 何かを契約した際にもらった貯金箱。
それも 「孫は二人いるので 喧嘩してはいけない」と 無理やり2個ゲット。
田舎で年末年始にやりとりする 粗品の 「宣伝入りタオル」10枚。
お歳暮でもらったけど 自分が気に入らなかった
とんでもない柄の「バスタオル」 3箱。
食べてみたけど おいしくなかった ドレッシング 「開封済み」 1本。
衝動買いしたけど やっぱり気に入らなかった 60代テイストのセーター。
「柄がきれいだから」と手渡された 菓子が入っていたと思われる「空き缶」。
その他にも ちぎれたネックレス、置き場所に困るような 巨大な置物(馬の形)、
なども ありました。
つまり 義母にとっても 思いっきり 不用品なわけです。
自分で捨てるには忍びない、でも 実の娘には「こんなもの要らない」と断られる。
だから NOとは言えない嫁に すべてを託す。 そんな 構図。
わたしも 特に 新婚当初は すごく狭いアパートに住んでいたので
次々と 不用品を押し付けられるのに嫌気がさして 「 結構です 」と
勇気をもって 断ったことがありました。
しかし 断った事実をその後10年間 チクチク言われ続けたので
今は どんな品物でも ありがたく いただくことにしています。
わたしだって 粗品とはいえ 新品の商品を捨てるのは 心が痛みます。
しかし いただいたものをため続けて ついに 部屋の一角が占領された時
使わない粗品よりも 自分たち家族の寝るスペースの方が よっぽど大事だと 悟りました。
先日 情報番組を見ていたら 断捨離ブームに関連して
”捨てたくても捨てられないもの”をまとめた 世代別アンケートがありました。
20代から40代までは
昔、付き合っていた人からもらった ラブレターやプレゼント、
写真、子供の教科書や作品など 「わかる、わかる!」という品物が続きました。
50代からは それらのアイテムに加え、「人間関係のしがらみ」といった
笑えないものも ランクインしていたように記憶しています。
しかし 60代以上になったところで 品目が激変します。
捨てたくても 捨てられないもの。
それは・・・
空き箱、包装紙、リボンとか。
当然 夫の実家にも 空き箱だけで 埋まった部屋があります。
何かと必要なので 絶対に捨てられないそうです。
(いや 明らかに 供給が需要を上回りすぎていますから・・・)
アメリカのように 自宅の庭先で ガレージセールができたり 教会や慈善団体に
気軽に寄付できれば こんなことには ならないのかもしれませんが
アイテムが 空き箱ばかりでは アメリカでも 引き取り手はいないかな・・・・。
親の世代を見ていると 日本の貧しさは まだまだ DNAに染入っているのだなと 思います。
彼らが 戦後の経済成長を支えてきた 当の世代ですが 空き箱をため込んでいたのでは
現在の 日本経済が 活性化するわけもなく・・・。
是非 60代以上の 空き箱が捨てられない人々に
断捨離を 次世代に無理やり引き継ぐのではなく 自らの手で 実行していただきたい。
そして 淀んだ日本経済を活性化し 風通しの良い 循環型の社会づくりに貢献していただきたいと
切に願うのであります。
断捨離は是非 自分の手で
↓↓↓↓
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