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<最初に・・・・・後で、犠牲祭に伴う牛の解体シーン画像が出てきますが
宗教上の催事の一環であって、きれいごとだけの方は見れないかも
しれません。お祝い事として、こういうこともやるんだということで、敢えて
載せました>
日曜日の10月5日は「ハリラヤハジ」でした。祭日的には
2日間になりますが、この「Hari Raya Haji」はイスラム教の
お祝いで、2つの意味があるそうです。
一つは、「メッカへの巡礼祭」です。「ハジ」とは、メッカへの巡礼を
終えた男性に贈られる称号で、モスクでのお祈りの礼拝時に
かぶる帽子が”白”になるそうです。
女性の場合は「ハジャ」という称号が贈られる。
2つ目のお祝いは、「犠牲祭」の意味で、家族や仲間で生きている
家畜を犠牲として捧げるらしい。貧しい人にも分け与えられる。
「シンガポールニュース」によると、2011年の時は、1,800頭の
ヤギがオーストラリアから到着し、ハリラヤハジを前に、2,200頭
の羊も到着。合わせて輸入の4,000頭は、シンガポール国内の
モスクに神に捧げる儀式として・・分散されたとか。
マレーシアで、今までバーべキューなどで、ヤギや羊だけしか
目にしてないので、今日のテーマの「牛」もその対象になっている
とは知らなかった。今日はその「牛」のリポートです。
ここは、あの有名なタマンデサ「NSK」の支店の一つの、すぐ隣だ。
以前はゴルフの帰りによく行ったが、今回は、ボランティアの関係で
ちょっと下調べに日曜に寄ってみた。「ハリラヤハジの日」だった。
ここのNSKは出来てから古いので、比較的綺麗なタマンデサの
NSKからは、想像出来ないかもしれない。特にその周りの市場は
かなり古く、日本人は、まず近づけないと思う。息が苦しくなる程だ。
あのタマンデサのJalan Klang Lama沿いの”臭い市場の数倍”
のすごさだ。道路には何かとゴミが散乱している。匂いと空気と
人混みがすごい。女性は、まず100%行きたがらないはず。
市場だから、こういう光景は・・・ザラ。
道路際のお店だが、廃棄処分寸前のフルーツに金バエが
ブンブン。勿論、綺麗なフルーツ屋さんもありますヨ。普段は、
鶏は生きたまま道路脇で処分されてるし、羊や山羊はもちろん
牛まで・・・と言いたけけど、さすが「牛」はいなかった。
だが、今回のハリラヤハジは違った、いつもの「鶏」が「牛」に
代わっていた。普通の情報には「ヤギ」や「羊」しか出てこない。
特別で、「牛」もしっかり犠牲祭の対象なのです。
(ここから下は、心して・・見て下さい、あくまでお祝い事としての
宗教行事の一環です)
ちゃんとしたお祈りの後、ちゃんとした場所での解体・・は
もちろんですが、カンポンでは、村同士、家族同士で、生きた
牛をお祈りの後、捧げ、そのあと男皆で解体して、女性は、
肉やいろんな臓物、すべてを処理し、袋に分け各家庭で
焼いて食べる。
ちなみに牛1頭の値段が約RM3,000(約9万円〜96,000円)
だそうで、村のお偉ら方が村民に何十頭も寄付することもある
ようです。生きたままというのが生贄のスゴイところです。
このすごい市場のまわりの道路は、徒歩はかなり危険。何が
落ちているか分からない。この日、車でゆっくり移動していたら、
6か所で牛の解体作業に出くわした。宗教上の正式な意味の
ある行事なので、多少はその写真も載せます。偏見は無し。
マレーシアでこういう光景を目のあたりにするのは初めてです。
牛の頭と顔を見たけど、ツノをたたいたり、笑っていたり、皆さん
お祝いで楽しんでいる様子。牛の目とツノ、口元だけを
残してあとは全部、剥すのです。普通の道端でやってます。
女房は、車から降りようともしないし、見ようともしない。
「見る事も、文化や宗教、しきたりを知る上で大切だぞ」
などと、言ったって・・・・「ヤメテ!」と怒られる始末だった。
それもそうだナ・・・・。
ここはマレーシア、日本では、経験できない光景だなぁ〜。
こんなブログでも、いつもお読み下さり有り難うございます。
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