こんにちは、コウダイです。
夏休みが近づき、今年の夏の予定を着々と立てている人達も増えてきている頃だと思いますが、それと同時に今年の秋からの留学を控え、最後の日本の夏を迎えようとしている人もいると思います。最後の日本の夏、と言っても大げさなのですが(笑)きっと、周りの友人はそういうった理由をつけてお祝いをしてくれるのだと思います。
日本の大学にも追い出しコンパというものがあるそうですが、門出を祝ってくれる仲間がいるという事は嬉しい限りです。
日本で、ずっと地元に慣れている人、親元を離れ一人暮らししている人、大学も卒業が近づけばだいぶ慣れてきますし、仕事もとりあえず3年以上たってくれば、環境にも慣れて、周りの人達は知った顔になってくる事だと思います。
しかし、一度海外留学やワーキングホリデーに出ると、『新しい出会いと別れの連続』の毎日が続く事となります。同じ語学学校のクラスメイト同士でも、英語のままならない間に出会い、一緒に苦労をわかちあった友達は、国籍を超えて、長年の友人になる事も多くあります。
今はFACEBOOK等のSNSを利用すれば、気軽に連絡をする事もできるし近況を知る事も可能です。韓国や台湾、アジア人同士は比較的話の共通点も多く仲良くなりやすいですし、南米の人たちの陽気さは見習うところが沢山あると思います。中東系の友人と仲良くなり、石油事情の話に詳しくなっても良いと思いますし、同じ日本人同士でも、沖縄から北海道、四国、九州、全国各地から集まってくるわけであり、日本帰国後に友人を訪れて旅行をしてみるのもひとつの楽しみです。
そして、どんな国籍の人と、自分が仲良くなるか。というのは、全く予測ができない事で、これこそ出会いのひとつひとつが『縁』なのかもしれないと思います。
特に海外留学先で学生寮を選択している方々は、『どんな人がルームメイトなのかな?』という事もとても気になると思います。
気の合う人だったら良いですし、もしかしたら、未来のベストフレンドかもしれません。寮の中では、いろんなドラマがあり、ルームメイト同士仲悪いところもあれば、仲良しのフリをしているところもあるかもしれません。とても興味深い事に、カナダの大学の調査結果では約20%の人が、「大学の学生寮生活1年目を終了した後、2度とルームメイトに会いたくない。」と思っている人がいるそうです。
海外に高校や大学では学生のマッチングの為に、事前に『自分がどんなタイプの人か?』というアンケートに答える事となります。『夜型の人間なのか?』『部屋はいつも散らかしている方なのか?』等、ちょっと見えを張って嘘をついてしまいそうなアンケートですが、こういった質問には正直に答えなければ、ここでもミスマッチが発生してしまうという事です。
実際に最近の学生の中では、SNSをではコミュニケーションが取れるのに、同じ空間の部屋で寝ているルームメイトにきちんとコミュニケーションができていないという事もあるそうです。
もちろんカルチャーショックやホームシックはあると思います。ご飯も美味しくなくて、テンションが全然上がらない毎日かもしれません。しかし、英語を学びたい!海外で勉強したい!という選択をしたのは自分であり、こういった共同生活というのは、その目的を達成する為の最初のハードルだと思います。つまりこれを乗り越えられないのであれば、英語だけ出来るようになったとしても、国際人としてのスキルが身につく事出来ません。
まず、『何の為に英語を学ぶのか?』この部分をしっかり持つ事です。会話力は必要ないけれども、ライティングスキルだけ身につけたい。と思っているのか? 多くの人と英語で会話をして、仕事をしてみたい。友達を増やしたい。と思っているのかでは大きく違うのは一目瞭然です。
学生だけではなく、社会人経験をされた方でも、オーストラリアのワーキングホリデーの旅等では、バックパッカーホステルと呼ばれる、共同部屋(ドミトリー)に宿泊する事も増えてくると思います。予算に限りがあるのであれば、こういったところで節約するのもひとつの方法ですね。
最近の海外の大学では、入寮時に自分のルームメイト候補となる人達のプロフィールをオンラインで見る事が出来て、希望を選択するシステムを学生寮に導入しはじめているところもあるそうです。
画期的なアイデアかもしれませんが、もし万が一プロフィールを見た上での、ミスマッチであれば、相当ショッキングだと思いますし、こういった方法では、ますますコミュニケーションを取る事が苦手なまま大人になってしまう事となってしまいます。
日本では空気を読む事が、最も重要な事だと考えられており、1言って10分かるようにしろ、なんて良く言ったりしていますが、海外ではまったくそんな事は通用しません。
*YESとNOをハッキリという。
*物事をわからないままにしない。
*分からなかったら質問をする!
これは学生だけでなく、社会人になってからも、そしてずっとこの先、年を取っても忘れてはいけない一生の教訓のような気もします。
■ 日本では日本の空気感に合わせて、海外に行けば、国際ルールに合わせる事になります。切り替えは難しいですが、『郷に入りては郷に従え』という器用な人種が日本人だと思いますよ。
ア フォーリーフ海外留学NPO
▼▲▼ 資料請求はコチラからお待ちしております ▼▲▼
▼▲▼ メールでのご相談は、support@a-four-leaf.com ▼▲▼
▼▲▼ お電話でのお問い合わせ 050-5532-7644 ▼▲▼