先週、すったもんだのAP Examも無事終わり、あとは悪あがきして、ジュニアの成績表を少しでも上げることと、SATSubject MathⅡのテストのみとなった、息子。次は夏休み、いよいよ申し込みのシーズンに入ります。
途中からの編入でいろんな事で損しているので、大学の選択もチョイスはあまりなく、しかも本人もあまり欲がないので、州立の大学を中心に申し込みを出す予定でいます。
反省としては、編入したての時期にもう少しコースの選択でガイダンスがあればよかったなぁと思っています。致命的な失敗はないものの、ソフォモアのコース、、、今から考えればとても損をしたと思ってます。
APとIBは大学生向けのコースと言うのを鵜呑みにして、同じものと思っていたのが間違えで、APのコースの取り方とIBのコースの取り方は全く違うところに気付きました。たとえばエレクティブでサイエンス系を1年間で2以上も取れると言う事は、IBDPとは全く違うので、ソフォモアで入れればよかったAPのコースが何コースかあり、APを入れていれば、ジュニアの7月に出るTranscriptのクラス順位はもう少し良かっただろうと思ってます。途中からIBからAPに変えたので無理はないかと思います。
周りがYaleだのMITだのセレクティブな大学に進学してる中、もう少し早く帰ってきていれば、、、と後悔していますが、外交官であった主人の仕事の任期は変えられないので、それもしょうがないですね。私達だけで帰ってくることも主人に話しましたが、反対されたので仕方ないです。
やはり、高校のはじめからいた子供は、ボランティア、部活、課外活動等で、力を発揮できる機会、時間がありますが、途中からのでは、慣れるのが真っ先で、個人的にタレントがあっても発揮できるチャンスは半減します。とにかく情報不足がマイナス要素として、いつもつきまといます。慣れてない事をしているのですからしょうがないでしょう。これは経験したものでなければ、分からないと思います。
AP Japaneseも娘はジュニアの時に取るべきだったと言っていました。どうやら娘の言語は日本語が第一言語のようです。日本語の理解力もそうですが、なんてったって、英語を読むスピードより日本語を読むスピードのほうが早いと言います。日本語は苦労なしに高速読みが出来るといいます。英語が各教科の中で一番Aを取るのが難しいと言う感じなので、日本の学校へ全く行ってない子供が第一言語が日本語と言うケースもあるものなのかなぁと思っています。
私との会話で、英語は使いませんし。。。外見はアメリカ人ですが、中身は日本人???、、、と言うのでもないようですよ。娘が面白い事言っていましたよ。「どうして、日本が流暢に話せる白人は上から目線な人が多いのだろうね?なんか、日本に居る英語が話せる日本人に似てるんだよね~。」ですって。笑 確かに。。。 両方の文化を行き来できる子供ならではの、不思議なんでしょうね。娘のようにヨーロッパで育ったものは、言語って単なる道具であって自慢するところではないのでしょう。サラッと言う、娘の一言が面白いと思いました。
と言う事で、クラスランクを上げるなら、娘の場合、去年日本語を取るべきでした。もう、大学が決まってるのでどうでもいいのですが。。。
今年、息子と娘はAP Japaneseを取り、Examを先週終わらせたんですが、この高校のAPJapaneseは3人だけのクラスで、ものすごく少人数。試験も小さな部屋でリラックスして出来たようです。もう一人の生徒はアジア人。日本人でないのにとても良く頑張っています。
言語試験は受けた人なら分かると思いますが、私はスピーキングが一番難しいと思います。なぜなら考えをまとめて即座に回答する事は意外にも、自分は話せると思っていても出来ないものですし、プラス、ナーバスな状況ですから、ヘタすると頭の中が真っ白になることもあります。書くのは割りと普段から練習していれば何とかなりますが、アドリブ要素が強いスピーキングは一番難しいところと思います。
なので、息子には前もって軽くですが、会話の練習をさえて試験に備えました。結果は本人曰く良かったみたいですよ。もう一人のアジア人の子供が言うには、会話のところで、隣で機械と会話している、息子の声が聞こえてきて集中するのが難しかったと言っています。
そう、この言語系のAP試験で一番難しいのはここなんです。隣の声が邪魔をして自分の会話が出来なくなるのです。これから試験を受けられる方で、初めて語学系APを受けるお子さんにこの部分をアドバイスしたらいいと思います。
と言うのも、去年フランス語APを取った娘は、これで失敗してしまって、スコアーが期待していたものより悪かったんです。それを知っている娘は、今年は誰よりも早く会話をし始める作戦を取ったと言ってます。笑 相変わらず、賢いなぁ。。。笑
私が息子にしたアドバイスは、片方の耳のイヤホンをはずし、片方の耳を指で塞ぎながら会話に集中できるようにしてみたらどうか?と言いました。結果、自分の思ったとおりにしかしない息子はそのままでOKだったみたいです。人の声が気になる人、そうでない人がいるのでしょうね。w 参考になればと思います。とりあえず、この試験のやり方、カレッジボードも少しは改善したらいいのに、、、と思います。
今回のお題で、日本の有名人について語れ的な問題があったらしく、息子は有名人の名前を思い出せないので、日本の有名な人がした業績について話したと言います。そのとき、娘の会話が聞こえてきて、AKBの話をしているので、「思わず吹いた!」と言ってます。笑
カルチャリーにタイミングなのは、やはり第一言語が日本語の娘のほうで、息子はやっぱり外国人寄りなのかもな、、、と思ったところです。
日本語APのテストの内容はカレッジボードに行くと見れますので、来年受験するお子さんはそこへ行って練習したらいいと思います。私が思うにそんなに高いレベルを要求されないように見えました。日本人ならなおさら、こんなのでいいのか?と思うレベルですから、日本語が得意でなくっても、理解できる能力があるお子さんでしたら、是非是非チャレンジしてもらいたいと思います。日本語を続けるキッカケを生むかもしれませんよ。
色々あった、APExamですが、今年は終了。息子は来年、ものすごい数のAPExamがありますので、受験には関係ないですが、ハイスコアー目指して頑張って欲しいものです。
今日から、ファイナルエクザムの、試験免除の申請が始まります。なるべく免除して負担を軽くと言うのがテキサス風です。なのでうちもそうします。