上海万博は終わったものの、12月から来年の5月末までの半年間、中国館が公開されていて、日本から来ていた友達と行ってきた。 週末は3~4時間待ちとの情報もあり心配したけれど、気温1度の寒い金曜の朝、ほとんど待たずにスムーズに入ることができた。 改めて、大きい。 チケット売り場からかなり歩いて、セキュリティチェックを受けて中へ。万博のときは外観しか見れなかったので初めて。 中国の威信をかけて、という気合を全体的に感じる。ここは最初にある10分ほどの映画の待合場所の天井。映画は、中国の成長の過程、人々の団結がテーマで、いかにも中国らしい感じ。 動く「清明上河図」。中国の宋代の都の様子を描いた電子版の画巻。想像よりも大きくて、人物をかなり細かく生き生きと表現していて、なかなかの見もの。 そろそろ終わりかと思ったら、まだ続きが。 乗り物に乗って、どこかで見たような世界へ。たいして並んでいないのに、割り込んでくる中国人には閉口・・・。 そして、この中国館で一番驚いたのが絵かも。6歳―12歳くらいを中心に子どもの絵が回廊に多数展示してあるのだけれど、そのレベルの高いこと・・・。↑は11歳の作品。 どう考えてもものすごい英才教育を受けているとしか思えない。発想が豊かというよりは、ちゃんと色彩や構成など絵の基礎を勉強している印象。とはいえ、都会の子どもだけではなく、中国各地の作品があって不思議。この国の層の厚さをこんなところにも感じる。 中国館が中華の「華」をデザインしていること、方角を示す東西南北の紋が形どられていること、など設計に関しても発見がたくさん。なかなか面白かった。 上海人気ブログへ投票
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