かつてポルトガル領であったブラジル。
サンパウロではポルトガル料理も食のシーンに欠かせないものです。
Tasca da Esquina
Al. Itú, 225, Jardim Paulista
TEL:3262-0033 http://www.tascadaesquina.com.br/
こちらのレストランは平日日替わりのランチセットがお得で美味しいのですが‥
またまたGrubster 30%で予約したため、今回はポルトガル料理のアラカルトを注文
バカリャウ入りの
スクランブルエッグ R$34
bacalhau(バカリャウ)とはタラを塩漬けにして干した食材。ごちそうです。
日本のすきみ鱈とは違い、肉厚。塩を抜くのに一晩はかかります。
タラの旨味成分であるイノシン酸は生の状態だと急速に減ってしまいますが
干すことによって酵素の働きで、旨味成分がなくなるどころか生成されるのです
またトマトや玉ねぎを一緒に調理することでグルタミン酸という違ううま味に出会う。
すると美味しさは一気に倍増。
これは‥調理科学用語で「うま味の相乗効果」ともよばれる化学反応です。
そして塩が旨みを引き出す陰の立役者。 バカリャウは科学的にも美味しい食材なのです。
玉ねぎのような白いものはパウミット。
ヤシの若芽。サラダには通常ビン詰めの酢漬けが使われることが多い中こちらは生。
若筍の味です。
ポルトガルはタコ料理も美味しい 素揚げしたじゃがいもに皮をむいて焼いたトマトの甘さ
それにアーモンドの食感は柔らかいタコの淡白な味に絡みついてたまりません。
あの怪物とは思えない美しいひと皿。
ポルトガルではバカリャウレシピが365あると言われています。
毎日食べても1年1日として同じ料理にならないというほどポピュラーなお料理。
ブラジルで販売されているバカリャウはポルトガルからの輸入物であります。
ところで、世界で今注目されている「UMAMI」を発見した国は日本
日本人の口にも必ずや合うバカリャウ料理。
ブラジルでのワールドカップが目前の今 今年の日本、バカリャウブームか
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