大変残念なのですが、
今日、ハンナが旅立ったと、マリアから連絡がありました。
先週から、腎臓の具合がよくなく、週末まで様子を見て、
月曜日に、安楽死の道を選びました。
私はマリアの選択を支持しました。
最近、特に弱くなって、先週はずーっと吐いていたらしいので、
もうこれ以上、老体なのに辛い思いをしなくっていいだろう。。。
医者と相談して決めたそうです。
なきがらは業者の人にお任せし、
他のネコちゃんたちと一緒に火葬にして、
森の中のペットセメタリーに埋葬されるそうです。
娘と同じ、ヴァージニア州で生まれ、
ペットシェルターからうちに来た、ハンナちゃん。
黒猫をもらいに行くつもりが、ふと見た、きれいな猫、
それがハンナちゃんでした。
今でも、鮮明に覚えているのは、
夕方の食事の時間、寝ていたハンナちゃんは、
缶のソフトフードが目の前を通ると、パチッと目を覚まし、
がつがつと、
湯気が出ているレンジでチンしたフードを食べていました。
猫舌って???熱くないのか?このネコ?
と当時から、缶のソフトフードが大好きだったハンナちゃん。
このネコ、きれいだからこれにしよう!
即決で引き取ることにしました。
しかし、国務省の海外赴任の話が決まっていたし、
私も妊娠している事だし、、、
引越しはネコにとって大変だろうから、やめようよ!
と、私が言うにも、主人は、いや!決めたんだから飼う!
の一点張り。
あまり良くないと思いながらも、ハンナを家に迎え入れました。
初めて家に入った時は、あっちこっちのにおいを嗅ぎ、
おどおどとしていたので、古いトレーナーをベッドのヨコに敷敷いたら、
その上で数時間、安心して寝ていました。
シェルターの人の家庭訪問があり、猫の扱い方を説明され、
その時に、ドイツへもうじき引越しと言う事を話しました。
検診に行ったとき、獣医さんに
はじめの1年間は子猫用のエサを上げてね、
子猫には脂肪分が必要だから。。。
真に受けた私が、アホでした。
うちに来てすぐに、自分で目を引っ掻いちゃって、
目が白内障のように、変な色をしていたので、
獣医さんのところへ、連れって行ったら、例のエリザベスカラー。
その日の夕方、待合室のテレビのニュースで、
あのスーパーマンの俳優さん、
クリストファー・リーヴが馬から転落し、重症とニュースが流れていました。
ハンナちゃんが、どんだけ年寄りかわかりますでしょ?笑
7ヶ月目、あれ?こんなに大きくなっていいのかな?
なんか太りすぎのような気が。。。
気づいてすぐに、大人用のエサに変えましたが、事すでに遅し。
肥満児のティーン・ネコになりました。
その後は、ずーっと、
Nothing But Trouble のジョン・キャンディーのようなBig Girl。
私のお腹(娘が)が大きくなると同じく、
ハンナも、大きくなったのです。
2人で昼間寝ているため、夜中の目がぱっちりのハンナ。
夜中にばたばたと、大運動会。
神経質で、寝つきの悪い主人が、寝不足になりました。
夕方帰宅し、私たち2人がカウチで寝ている姿を発見すると、
殺意さえ抱いた!と言っておりました。www
証拠写真も撮られてしまいました!
そして、新米ママになって、猫の世話、赤ちゃんの世話
どれも、ちゃんとできない私と共に、ドイツへ引越し。
出張がものすごく多い主人は全く当てにできず、
家の中はよく泣く赤ん坊と、私とハンナ。
日中は私が忙しいのを知っていて、
夜、赤ん坊が寝ると、アォ~ン!と遊んで~!
と言うハンナちゃん。
おお、そうだったよな、オマエもまだ子供だったよね、
図体デカイけど、、、。
もっと遊んであげればよかったなぁ。
でもそんなエネルギー全く無いのよ。
だって、
赤ん坊育てながら、腹ん中で赤ん坊作ってるから。。。
そうです、年子ですよ、うち。
ハンナちゃんの時間?あるわけ無いのです。
それでも、どうしても遊んで欲しい、ハンナに付き合う時もありました。
偶然始めた鬼ごっこ。
ディナーテーブルの周りをつま先でそーっとくるくると
忍び足で歩いていると、椅子にかけたロングコートのしたから、
シュっと出て来て、私の足に両手をパンとタッチして逃げるハンナ。
本当に、だるまさん転んだをやってるようで、結構楽しかったです。w
ハンナは、そうやって、
いつも一番上のお姉さんぶって、いい子でした。
ネコのクセに気が利くのです。
ドイツの次はクロアチア。
車にベイビーシート2つ、その間にケンネルを置いて、
車で、クロアチアに向けて出発。
途中あんまり鳴くので、ケンネルから出し、
私の座席の足元に置いて、鳴くたびに、触って安心させました。
ボーダーで検疫は?と思いきや、何もなく、
あの、ネコがいるんですけど、、、と言う問いに。
OK!
ゼスチャーはさっさと動け!
???検疫は無いのね?この国。。。。
変なの。まあいいか。。。とクロアチアに入りました。
クロアチアで、プルプルと言う名のネコを飼いました。
プルプルは、近所のうちの猫の子共たちの一人で、
飼い主を助けるため、引き取りましたが、もしかすると、
引越しする時置いていくかもしれないけど、それでもいいか?
と言ってもらってきたネコです。
ハンナとは最後まで仲が良くなかったです。
そして日本に赴任が決まり、
大阪・神戸の領事館宿舎は集合住宅。
一軒家でもなく、ザグレブのような場所でも無いので、
猫達は外に一歩もでられなくなります。
ハンナはぜんぜんOK。でもプルちゃんはNG。
ペットシッター兼、ベイビーシッターのサーシャさん曰く、
置いていくなら、プルプル。ハンナは絶対だめ。
と言うアドバイスに従い、プルちゃんは元のお家へ。
実のところ、プルプルのほうが、可愛かったので
ハンナを置いていきたい!と残酷な事を言っていたのは、
ハンナを飼う!と言った当の本人、主人でした。
(他人の気持ちがわからないように育てられた)
そして日本。
なんと、成田についてから、書類に不備がある!と、
検疫期間内に書類を用意してください!と言われ、
直ちに手配し、地元っ子、近所の奥さんにも手伝ってもらい、
近所に住む、丁度同じ時期に一時帰国予定の、
同じく外交官日本人妻にお願いし、
なんと、手持ちで書類を持って成田の検疫所に手渡し。
なんて運のいいネコでしょう!何とか、日本に入りました。
日本は生活が充実し、お金をたんまり使ったところです。
無駄使いしなきゃ良かった~!と今では思います。
ハンナちゃんも贅沢三昧。「銀のスプーン」のせいでさらに肥満に。
ハンナがMAXで太っていたのは日本です。
9キロありました!(赤ん坊サイズ)
オーストラリアに赴任が決まり、
予防接種のときに、糖尿病の疑いアリで精密検査。
処方食とハンナ本人の努力で、体重が8.7kgまで下がり、
何とか、出国もOKだろうと、、、
そして、オーストラリアのケンネルとも連絡を取り
処方食をケンネルで出すよう指示し、
クソ長い検疫期間から帰ってきたハンナは
おしっこ臭く、ホームレス臭漂う、姿。
そして、あれ?また太った???
狭いケージでストレス太り、、、。
と、ここまでで、ハンナがどんなに大変な思いして
ここまできたかわかると思います。
海外引越しは、動物にとって過酷なんです。
する必要が無いなら、やめるべきです。
そして次はドイツ。そこでも検疫はあります。
老体でこれですから、さすがに、
もう二度とこんな思いさせたくない~!と思うわけです。
そしてドイツをでる時が来て、
安楽死も考えましたが、そこへ、エンジェルが~~~!!!
マリアに会えなかったら、ハンナはあの時で死んでいたでしょう。
ドイツのアニマルシェルターは、思っていたより
外国人のネコには冷たく、無関心。
唯一の頼みは、マリアでしたので、
マリアがハンナを引き取りたい!と言ってくれたときには、
本当にラッキーなネコだ!と思ったものです。
そして、今日、天国へ行きましたが、
ホント長い間お疲れ~!ハンナちゃん!って言いたいでしょ?
皆さんも。。。
たっぷり、愛されたけど、波乱万丈、試練の多いネコでした。
どうぞ安らかに眠ってくださいな。
そして、ソフティー(うちでは猫缶・Pateの事をこう呼んでいる)を食べに
この下界へ、また輪廻し戻って来いや~!
と思うのであります。
18年と3ヶ月。
猫にしては長生きした方で、色々あったけど
人間に大切にされた猫だと思います。
たくさんの人に愛され、今世の猫生を終えました。
皆さんも彼女の冥福をお祈りくださいね~!
ありがとうハンナちゃん。
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