ここ3日ほど、いつも利用する地下鉄の駅前にある銀行の前に、朝も昼も恐ろしいほどの行列が。写真には写りきらない左側、道を曲がってもさらに行列。常に300人以上はいそうな気配。 最初は銀行が倒産?そんなことがそもそも中国であるんだっけ?などと考えていたけれど、殺気立ってもいないしなあ、と。しかも、銀行の両側に広がっているものの、警備員もいないのに、中国で一応ちゃんと「列」を作っていることにちょっと感心。 やっと3日目にして、ニュースで行列の謎が解けた。 上海万博記念コイン欲しさに並ぶ列のよう。他の記念コインと合わせて4種類発行されたものの、みんなの目当ては万博コイン。 1人2枚など規制があるようだけれど、1元(約13円)で1元コインに交換してもらえるので(当たり前だけど)、誰もが気軽に手を出せることもあって、何度も並びなおして何枚も入手している人もいるとのこと。 そんなに万博に思い入れが強いのか、と思ったけれど、それだけではないようで、ネットなどで「1元コインが1000元の価値になるよ」といった煽りがあり、その影響も強いよう。 そういえば、「世博」(中国語で万博の意)と名付けられた子供は中国で今年だけで6247人だそう。すごいなあ。 上海人気ブログへ投票
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