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(65) ひっぱるけど 小澤征爾さんとの出会い3

コンサートの翌日には、地元の新聞

”L'EST REPUBLICAINT"(フランス東部の新聞だが、結構全国的なすっぱ抜きも多い)には大々的に小澤征爾さんのことが載った! 

その中の記事の一部・・・


”着物を着た小さな女の子が彼女のママにステージのほうまでうながされ、そして花束を渡した”


!!!


着物を着た女の子はもちろんみみ!私が押していたのも見ていたんだ!

そして、この新聞が出た後に何人かの人に


「あれは、みみ??」と聞かれた。


コンサートに来ていたみみの学校の校長先生は、あの少女がみみとは気が付いていなくて、でも、この新聞も読んでいた!


みみに話をされて、「ええ?!あれはあなただったのー?えー?あの後、楽屋でおしゃべりしたのー?羨ましい!!!」と言っていたそう!!



孤独で、、ブザンソンなんか嫌いってずっと思っていた私だけど、不思議なことに小沢征爾さんに出会ってから変化が現れた。


週に2,3回はフランス人のお友達とお茶したり、買い物に行ったり、ランチするようになったのだ。


会社が払っていてくれたフランス語個人レッスンのチケットが切れたと思ったら・・その先生は”これからはお友達としてお茶しましょう”と言ってくれて、本当に誘ってくれるし、みみの友達のママはランチをしてくれる。


そして、小澤さんのコンサートで着物を着たみみに「KONNICHIWA!」とニッコリ笑って言ってくださったフランス人のマダムは次の日に入った”料理教室”の生徒だった!


「ああ!コンサートで会った方ですね!」


私達、料理の過程もあまり見ずに、盛り上がってしまった!


なんと、彼女の息子さんは、10年以上前から東京に住んでいて、お孫さんは日本語もフランス語もペラペラなのだそう。


彼女はもう13回も日本に行った!


電話番号をくださったマダムは、「今度、お茶しましょう!」と言ってくださり、日本語で


「ジャアネ!」


だって!


(長くて入りませんでしたのでつづく)


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ブログ紹介

ロンドンとフランスの小さな街で子連れ駐在生活

http://ameblo.jp/londonbesancon/

駐在家族の多いロンドンからフランスのブザンソンに引越し。街で唯一の日本人(日日)家族になってしまった!閉鎖的な街に馴染んでいくまでの努力?日記。

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