「アイさん」って人の名前ではなく。 中国語で「阿姨」と書いて「アイ」、お手伝いさん(兼ベビーシッター)のこと。中国では、外国人家庭はもとより中国人の家庭でも、時給が安いこともあって、このアイさんを雇うケースは多々。日本では考えられない金額で雇えるので、日本人も、特に子連れの場合は頼んでいる人が多い。 せっかく中国で子育てするのだし、とこのメリットを享受すべきか、出産前から悩んでいた。自分が病気になったりしたときに、身寄りがいない異国で、頼れる現地の人がいたほうが心強いし、1人で孤独に子育てするよりも子どもにもきっといいはず、と思いつつも尻込みしていた。 他人が家にいることや、文化が違うことへのストレスの心配と、日本では当たり前に母親1人がやっていることを他の人にお願いすることへの引け目。そして、そもそも信頼できる人が見つかるかどうかが一番の懸念。 そんなこんなで悩んでいたところに、ちょうど帰任する方からいいアイさんを引き継げるという話が舞い込んで、それこそ縁、ということで、お願いしてみることに。 そして、アイさんに来てもらってはや1週間。早くも彼女なしには考えられないくらいに、生活に馴染んで、だいぶ助けられている。うまくいかないケースも多い中で、本当にラッキー。 日本をはじめいろんな国の家庭の経験があるので価値観の多様性に慣れている感じで、私も自分がこだわる点以外は、大筋合っていればよし、とする大雑把な性格なので、今のところ、一緒にいて違和感などもそれほどなく、仲良くやっていけそうな感じ。子どもが大好きで、自分の子のように娘を可愛がってくれて、娘も懐いているし。 ご飯の準備もアシスタントとして活躍してくれていて、きのうは水餃子を包んでくれた。記念にパチリ。 少し余裕ができた分、単純にラクをするのではなく、より深く子どもに愛情を注ぎつつ、やりたいことを実現していきたいなあと思う。4月、新学期じゃないけれど、気分一新。暮らしを少しずつ向上できればいいな。 上海人気ブログへ投票
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。