学校におけるグループウエアの利用と生徒情報の一元管理に関する仕組みの調査をボストン、ワシントンDC校外のフェアファックス郡、そしてイギリスのバーミンガムとでやりました。2005年頃のことです。
ボストンでは、企業が開発したアプリケーションソフトを教育委員会が契約して使っていました。グループウエアをインターネットを通じて教育委員会にレンタルするASPです。教職員はWebブラウザなどを通じて、ASPの保有するサーバにインストールされたグループウエアを利用していました。
ボストン郊外の規模の小さな学校区でも同様な利用形態でした。ASPの方が安価であること、教育委員会の管理よりも企業のほうが安全であること、万一のときのために保険をかけている等の説明を聞いて驚きました。