国慶節最終日、杭州郊外の龍井(Longjing)へ。
公共バスで杭州から30分ほど、バス停で話しかけられたおばあちゃんとカタコト中国語で会話していたら、茶館まで付いてこられそうになったり、バスを乗り越したり、とトラブルはあったものの、なんとか龍井へ。
龍井茶は、代々皇帝への献上茶とされ、中国緑茶を代表する銘茶の1つ。喧噪から離れ、なんとも長閑な場所に、茶畑がずらーっと。
「中国茶葉博物館」へ。ここは、中国最大で唯一の茶葉博物館で、国が運営している無料のスポット。
広くて比較的新しく、それほど混んでいないので、落ち着いて観ることができた。お茶の歴史や、茶葉の種類、製法の違いなどを紹介している。お茶も売っていて、他のお土産屋よりも品質は安心できそう。
敷地内に茶館があって、龍井茶にも銘柄がいくつかあったので、飲み比べ。龍井茶は、茶葉を釜で手作業で煎って作るので、葉が扁平状になるのが特徴。
色は緑茶といっても薄めで、味も苦味は少なくて、ほんのり甘さが残る。一杯約100元、とこちらの物価からすると恐ろしい贅沢。
コップに茶葉を入れて、直接お湯を注ぐのが、現地での一般的な飲み方のよう。
杭州のおしゃれカフェでは↑のように急須で出てきたけれど。
どうやったら美味しく入れれるのか、騙されずによいお茶を入手できるのか、などなど、お茶に詳しくなりたいなあ、と思う。
帰りの杭州駅は、国慶節最終日の夕方だけあって、大混雑。この人混み、みんな同じ列車に乗る人たち。
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