教員の教材探しを助けるのが市にある教育情報センターです。ここの職員は、企業からサンプルとして寄付される教材を調べ、学校での利用にふさわしいかを決めています。そして学校のリソースセンター(図書館)を通して教師に教材情報を流すのです。
1990年代になるとどの教師も教育委員会からメールアドレスをもらうようになります。それを教室にある自分のネットワークにつながるコンピュータから受け取ることができるようになります。もちろんコンピュータは教育委員会から一人ひとりに配布されます。
教育委員会や学校長からの連絡は、こうして教師は自分の教室で直接読むことになります。毎日のメールをいやがおうでも読まなければならない時代がやってきます。