韓国は国を挙げて、英語での意思疎通をはかる能力の向上を目指す英語教育を展開しています。その一つが、英語の授業時間の不足や日常生活での英語の使用機会の不足を補う英語体験プログラムです。「安い費用で、英語に触れる多くの機会」として、2004年ころから韓国内のあちこちに「英語村」がつくられるようになります。それがソウル郊外にある英語村プンナプキャンプやスユキャンプなどです。既に21カ所の「英語村」が造成され、これからも増えていくといわれています。
2005年5月には、日本の文科省にあたる教育科学技術省は「英語教育活性化5ヵ年総合対策」を発表し、チェジュ島に「チェジュ・グローバル・エジュケーション・シティ」というすべて英語による一貫教育を進める学校建設も進行しています。