少し学校とコンピュータの導入の話にさかのぼります。学校は、「教室にコンピュータを、、、」という文部省の掛け声にコンピュータを導入し始めます。文部省は補助金を自治体に配分し、地方の負担を減らそうとします。学習ソフトウエア業界も競って教材を開発していきます。コンピュータ教室がつくられ冷暖房の快適な環境ができます。
「どの学校にコンピュータが入ったか」、「学校に何台のコンピュータが入ったか」という、調査統計が話題となります。次に「コンピュータ一台あたりの生徒数」が取りざたされます。教室での学習に生徒がどのように活用しているか、という話題はまだ先の話となります。情けない状態です。