かつて、長男がマジソン市の小学校でサッカーをやっていたときです。試合後、一緒に応援していたチームメートの母親が息子を来年はもう一度4年生をやらせる予定だ、といいました。勉強が遅れているというのが理由です。
学校は、習熟度が徹底していたので子どもはしばしば教室が代わります。取り出し(pull-out)ということをやるのです。取り出し教室担当の補助教師もいます。
多くの日本人は、4年生が3年生と一緒に勉強するのは、自尊心が傷つくのではないかと心配します。さっきの母親は、学習についていけないで進級することのほうが息子にはもっと大変なことだと理解しているのです。
続きはまた明日にします。