中国では、生まれて1ヶ月以内にビザを取得しないと、子どもが不法滞在扱いになってしまう。なので、急いで諸々の手続きを進めないといけなくて、分かりづらく、けっこう大変。 ざっくり、 1、出産した病院で出生医学証明書をもらう 2、出生届と1と1を日本語に翻訳したものを日本で提出 3、日本で戸籍謄本を入手 4、在中国の日本領事館にパスポート申請 5、ビザの申請 という過程が必要。スケジュールを考えると、病院にすぐに医学証明書を発行してもらう必要があり、子どもの名前は生まれる前に決めておいたほうが無難。そして、中国の領事館でも出生届を受けてはくれるものの、手続きに1〜1.5ヶ月かかるとかで、ビザ発給に間に合わないので、日本で誰かに代理で提出を頼むのが一般的のよう。我が家の場合は、EMSで私の父に発送して、区役所に提出してもらい、春節で一時帰国した旦那が受領。 そして、1番心配だったのは、パスポートの写真。まだ首も座っておらず、寝てるか泣いているかの娘。生後2週目の段階で、白いシーツに寝かせて、なんとかそれらしき写真を撮影。写真のルールはけっこう厳しいらしいので、受領されるまでは一抹の不安。 そして今日、無事に領事館にてパスポートを受け取れて、ほっ。受け取りには本人を連れて行く必要があり、タクシーで家から20分ほどの距離、待ち時間も30分以上あったものの、ずっと寝ているか大人しくしていてくれて、これまたほっ。残すはビザのみ。 それにしても、0ヶ月ですでにパスポートを手に入れてしまうなんて、私からすると、なんともうらやましい娘。私が初めてパスポートを作って海外に行ったのはたしか18歳のころ。国の垣根を越えて、自由にのびやかに生きていってほしいなあ、と思う。5歳までこのパスポートを使うのだけれど、そのころにはすっかり写真の面影消えてたりするのかしら。 ちなみに、たまに聞かれるけれど、両親が日本人の場合、中国で出産しても、国籍は無条件に日本に。片親が中国人の場合でも、中国で出産しないと中国国籍はもらえないそう。 上海人気ブログへ投票
海外赴任時に必要な予防接種や健康診断が可能な全国のクリニックを紹介しております。