香港から再びフェリーでマカオ入り。マカオの街はなんとも独特。ラスベガスに似せた派手なホテル・カジノがたくさんある一方で、とても古くてボロボロの住宅がたくさんあり、潤いが庶民にはまったく渡っていない印象。建設途中のホテルや広大な空き地も目立つ。 繁体字とポルトガル語が入り混じり、英語はあまり通じない、香港ともまた違う文化圏。 とりあえず初めての街なので、観光でも。 マカオは、22の歴史的建造物と8つの広場を含む地域が「マカオ歴史市街地区」として世界遺産に登録されている。比較的、見どころが集中していて、マカオ半島の中央部から南に向かって歩いて廻れる。 ↑が観光起点になっている「セナド広場」。モザイクのタイルが敷き詰められていて、ポルトガルらしい雰囲気なのだけれど、国慶節のお祝いの関係か、融合しているとは見えがたい中国の飾りが。 こちらは、「聖ポール天主堂。火災で、今はこの石造りのファザードのみが残っているけれど、逆にそれが雰囲気を醸し出している。西洋建築だけれど、彫刻などに東洋の要素が。 大砲が並ぶ「モンテの砦」。狙い打つのは、かのホテル。 マカオ商人家、「盧家屋敷」。灰色レンガを使い、2階建てで中庭がある伝統的な中国式住居。 こちらは大資産家の家、「鄭家屋敷」。中はびっくりするほど広大。 もともとはかなりボロボロになっていた建物を、つい最近復元したとのことで、修復前の写真を見てびっくり。うまく古さを出しながら修復できていて感心。 彫刻などが繊細ではないものの、全体のこのアールデコに通じる雰囲気は好き。 「民政総署」に使われているのは白に藍色で描かれたポルトガル伝統のタイル「アズレージョ」。 まだ暑くてちょっと観光にはバテ気味だったけれど、異なる文化が合わさって生まれるものを見るのは楽しかった。ちなみに、カジノからの税金で潤っているせいか(?)、これらの観光施設は全部freeと太っ腹。 上海人気ブログへ投票
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