出産から3週間ちょっとが経ち。足のキック力もすっかり強くなった今日このごろ。 日本では3週間を目安に「床上げ」ということで、そろそろゆっくりと通常の生活に戻ってもよいころ。 中国では、「座月子」(ズオユエズ)という産褥期の習慣があって、日本と似た考えに基づくものの、徹底度が/なかなかスゴイ。 -水に触ってはいけない(お風呂やシャワーは1ヶ月NG、洗い物や料理、洗濯もダメ)。 -冷たいものを食べたり飲んだりしてはいけない。果物も禁止。 -ずっとベッドに寝ていなくてはいけない。部屋の外に出てはいけない。 -部屋に風が入らないようにする。 -新聞、TV、パソコンを見ると目の負担になるので見てはいけない。 -フナや烏骨鶏のスープをたくさん飲む。 など。 特にシャワーも禁止、というのが驚き。もっとも最近の若い世代はこれをきっちり実践、というわけではなく、親世代との戦いがあったりするようだけれど。 また、「座月子」を実施するために、「月嫂」(ユエサオ)という24時間体制で住み込みでベビーやお母さんのお世話をしてくれるお手伝いさんがいて、この単価がどんどん値上がりしていたり、「座月子中心」という産後のケアセンターのようなところで1ヶ月過ごす人も多かったり、ととにかく産後の母体重視、という傾向は日本以上のよう。自分でチョイスする気にはなれなかったけれど、家族だけに頼らず、いろんな選択肢があること自体はいいことだと思う。 そして、今年は「辰年」。最も縁起のよい「龍」の年で、中国では大のベビーブーム到来。病院も予約が埋まっていたり、ユエサオや施設の人気もさらに高騰、とのこと。ちょっと早めに産めてよかった、かも。 上海人気ブログへ投票
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