「汚れなき悪戯」は1955年にスペインで製作された映画作品です。
ある修道院の門前に赤子が置かれていました。捨てられていたのです。修道士たちは里親を捜すのですが、結局見つからず自分たちで育てることになります。そしてマルセリーノと名付けます。マルセリーノは修道院でいろいろなことを学びます。その保育係となったフランシスコ修道士は、マルセリーノに屋根裏部屋には決して入らないように言いつけます。
好奇心の旺盛なマルセリーノは屋根裏部屋にこっそり忍び込みます。そこで大きな十字架のキリスト像を見ます。そしてキリストにパンを与える毎日が始まります。「汚れなき悪戯」です。みなしごマルセリーノはキリスト像に「母に会いたい」と嘆願します。そこで奇跡が起こるのです。