2011年4月のある日、娘からメールが来ました。小学校の先生が私に津波の被害や人々の暮らしについて、子どもたちに授業で話をして欲しいという内容です。娘の子どもとは小学2年生、その担任が私を指名してくれたのです。
娘たちはアメリカ中西部に住んでいます。日本との時差は14時間あります。授業が始まったのは午前10時、日本では午前零時です。生徒はそれぞれ質問を用意していました。私の住む八王子も計画停電が始まったので、私はヘッドライトをつけたり、ローソクを灯しながら停電の不自由な生活を語りました。その時間は停電ではありませんでしが、、
子どもの真剣な質問が日本の生徒を思いやることに現れ、先生もまた生徒の理解を促していました。こんな楽しい授業はなんどもやりたくなります。