連邦教育省のお役人ながら、気さくなところが私が今も付き合っている理由です。日本でいえば教科調査官のような仕事を首都ワシントンDCでしています。若いころは平和部隊でインドの田舎で子どもへの英語教育に携わりました。
教育省でインタビューをしたときに対応してくれた一人がマイヤーズさんです。かれこれ20年も前のことです。これまで私はアメリカのいろいろな学校を調査してきました。ほとんどマイヤーズさんから口を利いてもらいました。私が必要なものをいつも送ってくれました。アメリカの教育統計はなかなか手に入らないときです。それを院生とで懸命に訳して日本で紹介しました。
兵庫教育大学に、3か月間でしたが客員研究員として招きました。仕事のほうは何を一緒にやったかを記憶が薄れてしまいましたが、韓国の学校を訪問したり各地で人々とインタビューして特別支援教育の情報を集めていました。