年末年始は和食三昧の予定なので、その前に、ということで、ずっと気になりつつも行けていなかったお店「XIBO(锡伯)」へ。ここは、新疆料理のお店。新疆ウイグルは、中国の西方、シルクロードの通過点にある砂漠地帯で、新疆料理=羊かなあ、くらいのイメージしかなかったのだけれど。 ここは、シーボー族という少数民族が始めたお店らしいのだけれど、思った以上にスタイリッシュなインテリア、店内は中国人&西欧人で満席で、この寒いのに外のテラスまでお客さんがいる人気店。たまたま座れたけれど、予約したほうがよさそう。 何を頼んでいいのか分からなかったので、オーソドックスな人気メニューをいくつかセレクト。こちらは「煎饼美味橄榄菜」。橄榄は中国語でオリーブなのだけれど、橄榄菜はピリ辛青菜のようなもので、薄い生地の中国式クレープに挟まっていて、これがかなり美味しい。橄榄菜、気になったので調べてみると、調味料として瓶に入って売られていたりもするみたい。 こちらも定番の串。羊、鶏、牛1本ずつ頼んでみた。どれも辛味。羊も臭みがまったくなくて食べやすかった。ちなみにこのお店、雰囲気の割にかなり良心的な価格設定で、この串は1本6元(85円)。 そして、新疆料理といえば、の代表的1品らしい「大盤鶏」は、鶏一匹をぶつ切りにしジャガイモやパプリカと一緒に煮込んだ料理で、その名の通り大きなお皿に盛られて登場。 中国語で「嫩(nen)」という形容詞があって、肉が柔らかいことを表すのだけれど、授業で習ったときはピンと来なかったものの、まさにこの語がぴったり当てはまるんだろうなー、よく煮込まれた鶏肉もジャガイモも美味しくて大ヒット。食べきるには4人は必要だけど。 デザートのココナッツのムースも美味しかったし、リーズナブルで、他にも気になるメニューたくさんあったので、また来てみたいな。 中華と一口にいっても民族も多様な分、料理も幅広くて、未知の食の世界はいろいろ奥深いんだろうな、せっかくなのでこちらにいる間にチャレンジしてみたいな、と思った次第。 XIBO(锡伯新疆餐厅) 常熟路83号 上海人気ブログへ投票
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