いろいろな人々の支えで今の私があります。見えざる手による導きだといつも感謝しています。
今回紹介したい友人はロバート・ジェイコブズさんです。ジェイコブズさんは外科医です。ロータリークラブの熱心な会員でもあります。実は、私と家族がウイスコンシン大学へ行けたのは、国際ロータリークラブより奨学資金を与えられたからなのです。
ウィスコンシン大学へ入って間もなく、ミルオーキーの郊外にあるスィンースビルという街の小さなローターリークラブが奨学資金をもらった留学生を招待してくれました。ジェイコブズさんは私のスポンサーとして、ホームステイを引き受けてくれました。それ以来のお付き合いが今も続いています。
ジェイコブズさんは、ご自分が長老を務めるユダヤ教のシナゴーグ(会堂)に私を案内してくれました。聖なる場所に入るときは、「ヤマカ」という帽子を頭にちょこんとのっけます。丁度勉強会に集っていた会員に私を紹介してくれました。
2005年に東京で国際ロータリークラブの年次大会がありました。ご夫妻が来日され、天ぷら夕食をとりながら懇談しました。その後ジェイコブズさんは、ロータリークラブの医療団として中南米の農村に定期的に出かけ、診療活動を続けています。「奉仕」を実践する方です。