ブラジルの高額紙幣は嫌われる！？

ある時、銀行でまとまった現金を引き出したら、すべて「100レアル」という高額紙幣になってしまったことが。

日本円で5000円くらい（R$1＝約50円で換算）の価値になりますが、
100レアル札の当地での扱いは、日本円の1万円札、もしくはそれ以上の大きなお札の感覚のよう。

そのため、
タクシーでは常識的には使用不可と言っていいでしょうし、
小さな商店ではもちろん、大きなスーパーマーケットなどでも、
50レアルを超えないお買い物で100レアル札を出すと
たいていは困った顔をされてしまいます。

「もっと小さなお札はないですか？」(・_・;)
と言われ、それでも
「それしか持ち合わせがないんです…」（ｉДｉ）
と言い張ればしぶしぶという感じでお釣りをくれますが、
時には
「お釣りがないからノー！」とお断りされてしまうことさえある、恐怖の高額紙幣なのです。

半額の50レアル札でさえ、
手渡すと店員さんが即座に偽造防止加工の部分をチェックするくらい、高額紙幣として慎重に扱われますし、
スーパーマーケットではほとんどのお客さんがカードで支払うということもありレジの中に釣銭はごく少額しか用意されていないようなので、（強盗対策でもあると思われます）
100レアル札を使われたらとても迷惑、なのですね。。。

＊でも、手元の現金がそればかりではいつまでたっても使えないので、非常識を承知で、お釣りを用意いただけそうな大きなスーパーマーケットでのお買い物で、あえて使わせていただきました。（ごめんなさい。。。(＞_＜)　）旅行などでブラジルに来られる際は、小額の紙幣に両替されることをおすすめいたします。

流通量もとても少ないらしく、通常ほとんどお見かけすることのない “幻の（とは言い過ぎ…！？）”お札なので、今回、記念に写真を撮ってみた次第なのです。

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