中国茶、一時は熱心に学んでいたのだけれど、妊娠してから、カフェインを避けなきゃということもあって、すっかり遠ざかっていた。 でも、子どもが産まれたらゆっくり市場を見たりということもしづらいし、その前に茶器などを探したく、お茶の先生もしている友達と一緒に「天山茶城」へ。上海にはお茶市場がいくつかあるけれど、ここが一番有名かと。 こんな感じでずらりとお店が並んでいて、知らないで来るとどこのお店でどう買えばいいのか、途方に暮れてしまう。でも、今日は頼りになる先生がいるので、おすすめのお店を教えてもらえた。 茶器中心のお店、台湾茶のお店、日本語も話せる、お土産に最適なお店、と3店舗で、老板(オーナー)にお茶を淹れてもらって飲み比べたり、淹れ方のコツを教えてもらったり、いろいろおしゃべりして、ゆったりとした時間を過ごした。以前来たときよりは会話がそれなりに成り立って、知りたいことも知れるようになったのは、中国語が上達した証拠? なかなか発掘できなかったセンスのいい器やマットなどを購入できて、大満足。 そして、今日初めて知ったお茶は「金駿眉」という武夷山でとれる紅茶の品種。中国に来るまで、紅茶に中国のイメージはなかったのだけれど、意外に美味しくて気に入っていた。これはここ3年くらいで入ってきた流行の品種らしい。芽だけを使った最高級の金駿眉はものすごい高額(1斤=500gで1万元=12万円を超える)だけれど、味はかなり淡白らしく、ランクが下のもののほうが味が濃くて、甘みもあるらしく、味見したら安いものでも十分に美味しかったので買ってみた。妊婦だから控えめにはしなきゃだけれど。 お茶って、心にゆとりがないと楽しめないもの。ゆっくり味わう時間なんて当面なくなってしまうかもだけれど、また余裕ができたらもっと学んでみたいなあと思う、中国で出会ったものの1つ。 上海人気ブログへ投票
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