牧草の束(たば)、スタックで台車が一杯になると納屋に運びます。納屋は一階が家畜が生活しています。二階に保存用の牧草の束を積むのです。
ベルトコンベアーで二階に束が上がってくると、それを台車に積んだようにきちんと隅から再び積み上げます。埃でもうもうとした空間となります。かんからかんになった牧草だからです。牧草はとげが多く、長袖の作業着を身に付けないといけません。それでも、とげが体についてきて、ヒリヒリします。
サイロ(Silo)という保管庫のことをご存知でしょうか。天井が丸くなっている細長い塔型の建物です。サイロには、小麦、とうもろこし、大豆等の農産物を保管するものと、家畜の飼料を収蔵する倉庫があります。ウイスコンシンの酪農家の多くは後者を持っています。