ウイスコンシンで家族と長く生活したせいか、ウイスコンシンの話題での前置きが大分長くなりました。酪農家での仕事の経験をお話しします。
手伝いに参加したのは高校生の長男と私です。牧草の乾燥には時間をかけて作業します。牧草が乾燥していないと、熱をもって火事になるのです。毎年、どこかの納屋が焼けたという記事が報道されます。牧草乾燥のタイミングを計って、ベイラーという機械で束ねていきます。ベイラーはトラクターに引かれて動きます。
ベイラーで70センチ立方くらいで牧草が束ねられると、後ろに引いている台車に投げ込まれます。それをきちんと並べるのが私たちの仕事です。この作業をスタッキングといいます。