こんにちは。昨晩、テアトロ・アルファで公演されているアメリカのダンスカンパニー「モミックス(Momix)」の"Botanica"を見て来ました。モミックスは、以前東京国際フォーラムで"Opus Cactus"を見たことがあり、今回2度目ですが、今回も楽しかった!
昨日パンフレットを読んで知ったのですが、このカンパニーは、ピロボラス(Pilobolus)の創立メンバー、Moses Pendletonが創立したんだそうです。確かに、ピロボラスに通じるところは多い・・・けど、モミックスの方が、全体的に詩的な気がします。たまたま見たダンスがそうだったのかもしれませんが、モミックスは、分かりやすくて美しい・・・年齢国籍など問わず万人受けする感じです。
さて、2009年作の「ボタニカ」は、四季、自然がテーマ。前半は、冬・春、後半は夏・秋のシーンです(分かりやすいでしょ!)。
幕に映った白いバラがステージの奥に消えて行き、床に白い河が流れてアクト開始。前半で好きだったのは、暗闇の中に、発光する腕と足で蛍とか白鳥とか芽とか描くシーン(写真)と、鏡の上の女性のダンスと、チューブを手に付けたダンサーの影の踊りと、ケンタウルスのエンディング。夫は恐竜が女性を食べるシーンが好きだったと言っていたな。
後半は、なんてったって台風!すっごいきれい。(写真はなかったのですが、ビデオにちょっとあります。)それから、ビーズの網の女性(写真)と大きな帆に宇宙だとか華だとかが映るシーン(トップの写真)!うっわーきれーと見惚れてましたが、大きな帆とかビーズの傘を動かすために回るのは、すっごい大変なんでしょうね。強靭な肉体がないと。
最後は白いバラが戻ってきて、床に白い河が現れます。(Last Leaf Catches the First Snow Fall / Cold River Runs Again)。季節は繰り替えしますから。でも、冬の寂しいとこで終わるのではなく、再び幕が開いて、元気なアンコールのダンスで終了となっています(But There's More a Solar Flare / Tonight's Encore!)
オススメです!
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