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ワンコが噛まれました  

2024年3月7日

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昨日の夕方、わがやのアイドル ミニチュアシュナウザーのメイ(7歳 女子)と散歩の最中に事件が起こりました。
近所の住宅街を、リードをして歩いていると、道路の反対側の住宅から、玄関をすり抜けてきた犬がメイに近寄ってきたのです。

黒と茶色のまだら模様の、ショートヘア―の一見怖そうな犬。犬種は不明。メイより一回り大きい印象でした。

メイはあまり犬が好きではありません。犬が近づいて来て、においをクンクンされると8割がた「やめて!」というように
吠えかかります。たいていの犬はそれで離れていきますが、昨日の犬はそれに反応し二匹が絡み合って喧嘩に発展。

私は「ノー」と叫んで、リードを引き、メイを引き離そうとしましたが、相手はノーリードなので離れません。
玄関付近にいた飼い主が慌てて走ってきて、犬を押さえつけ、ようやく引き離すことができました。

メイはふるえ、おなかの付近が赤く血に染まっているのがわかりました。
私も恐怖でふるえ、片方の靴がぬげ、携帯も落としていることにしばらくしてから気づいたほどでした。

相手は犬を連れて家に戻りましたが、連絡先を書いてもらい、私の連絡先も伝えてゆっくりと家に帰りました。
メイは、歩いてはいましたが、右足を少し引きずっている様子。いつもはリスを追いかけて全速力で走る公園でも、
なかなかスピードが出ないようでした。
それでも家に帰って、夕飯をあげたら元気に食べたので安心していたのですが、腰まわりに血が出ているのが
わかりました。またおへそのちかくも複数の傷があるようでした。

夜の間に何か起こっては困ると、獣医に連れていくことに。
あいにく近所の獣医は既に閉店時間だったため、「animal hospital emergency」で検索したところ、比較的近くに
時間外で対応してくれる獣医を発見。すぐにネットで予約がとれたのでメイを連れていきました。

血が出ていた腰回りの毛をそって傷口を見ると、穴があいたようになっていました。そこが一番大きな痛みの元だろうとのこと。
おなか側にも複数の傷がありましたが、幸い表面的な傷だとのことで、抗生剤や炎症を抑える薬をもらい、傷口を洗浄してもらいました。
獣医さんいわく、メイはちゃんと筋肉がついているので、腰の傷も筋肉が守ってくれているけれど、そうでなければもっと重症になっていた可能性もあるとのことでした。

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傷の洗浄は、傷口の中に洗浄剤を吹きかけるような形でとても痛そうでした。
家に帰ってきてからは、治療の痛みのせいもあってか、メイは震えて、食欲も元気もなく、なかなか眠れない様子。

いつもは私のベッドにのってくるのに、昨夜はベッドの脇においたメイのベッドからまったく動かないまま、朝まで過ごしたようです。ただ朝起きてからは、餌も食べ、いつもの元気はないものの散歩も少しは行くことができました。
まだまだ本調子に戻るまでには時間がかかりそうで、傷はいえても トラウマが残る可能性があるので心配です。
今も、昼寝をしながら時折震えています。。。

さて、以上が事件の経緯とメイの様子ですが、相手の飼い主とのやりとりについても ご紹介しておきます。

家から脱走してきた犬が攻撃してきたわけですから、100パーセント相手に責任があります。ただ、まあまあ近所で
起こったことですし、どういう家庭かもわかりません。おかしなトラブルに発展しても困ります。でも、このまま黙っているのも
よくないと思いました。同じ犬を飼うものとして、その犬自身も そして他の犬もトラブルに巻き込まれることがないように、
ちゃんと責任を実感して、責任をとってほしいと思いました。

そこで、メイの様子、救急に連れていったこと、医師の診断、治療の内容、怪我の写真を送り、責任について考えてほしいと伝えました。すると、申し訳ないという謝罪とともに、治療費はMRIなどの特殊なものはむりだが それ以外は払うという返事でした。
そこで治療費の請求書を送ったところ、翌日になって支払いがありました。
また相手の犬は、特にケガはないということなので安心しました。まともな飼い主だったようでその点はよかったです。

この先、メイが以前のように体も心も100%元気な状態に戻るのかはわかりませんが、まずは相手に対してはこれで一区切りにしたいと思います。

ちなみに、毎日散歩をしていると、迷い犬や、飼い主がガレージを開けた隙間から飛び出してくる犬などに、2週間に一度ぐらいは遭遇しています。これまでは、近くによってきてもメイが「いやだ」と吠えると、大人しく離れていったり、逆にメイも嫌がらずに
しばらく一緒に歩いたりという感じだったので今回のようなトラブルは起こりませんでした。
でも、これからは犬が近寄ってきたら メイを抱きかかえて守るしかないのかもしれません。

以前メイがまだ小さく、ベルギーにいたころ、森の中をノーリードで散歩している犬たちがメイに近づいてきたことがありました。
怖そうな犬だったので抱きかかえたところ、その飼い主は「そんなことしたら、もっと犬を怖がるようになるわよ。」と言われました。確かに、その犬は大丈夫でしたが、他の機会に、同じような場面に遭遇し、メイは追いかけまわされて怖い思いをしたころがあるのです。

今回のようなことがあると、抱きかかえてメイを守るしかありません。そして、住宅街よりも川沿いなど、できるだけ迷い犬などに遭遇しにくいところを歩くようにした方がいいのかもしれません。

メイに怖い思いをさせて、守ってあげられなくて本当に申し訳なかったです。
また今までの元気で自分勝手でかわいいメイに戻るよう、楽しい時間をたくさん作ってあげたいと思います。


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ブログ紹介

ゼロからのサンパウロ

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2003年まで某大手教育関連企業に7年半勤務後、長女の出産と夫のアメリカ転勤を機に、駐在妻生活をスタート。8年半のアメリカ駐在ののち、ようやく日本に帰国したものの、2年後2014年初夏、W杯直前のサンパウロへ。初の南半球での刺激的な日々をすこーしずつご紹介していきます!(ブログ初心者なので、ブログの勉強もしつつ。。。)

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