2023年12月18日
今年も残すところ2週間弱となりました。
前回ご紹介した免許取得のプロセスを無事に終了してからは、以前住んでいたときの友人にあったり、近所のクリスマスイルミネーションに刺激をされて、ささやかながらクリスマスデコレーションにはげんでみたり、ヒューストンバレエのくるみ割り人形を見に行ったりと、ようやくただただ生活するだけの毎日が豊かになってきました!
「くるみ割り人形」のシアターにて。クリスマスの雰囲気満載で素敵でした
さて、今日はアメリカのワンコ事情を少しご紹介したいと思います。
まず毎日メイ(ブラジル生まれのミニシュナ女子)の散歩していて思うのは、「ワンコも飼い主も あまりフレンドリーじゃない!」ということ。
散歩中に、ワンコ連れの人にでくわすとお互いにすれ違わないように、どちらかが道路の反対側によけたり、距離をとったり
することが普通です。
うちのメイは、他のワンコに興味がないし、近づいてくると威嚇することもあるのでありがたい部分もありますが、
ブラジル、日本、ベルギーでは、ワンコ同士や飼い主も交えてコミュニケーションをすることも多かったので、少し寂しい気も。
それでも、道をはさんで飼い主同士、手を振ったり笑顔を交わすことぐらいはするのですが。。。
それから、あくまで私個人の、特に私が住んでいるエリアを見ただけの印象ですが、大型犬、かつ短毛のけして人相が愛らしいとはいえないタフな犬(イメージ ピットブル)を飼っている人が多いというのも、こちらで感じることです。そうすると必然的に、あまりフレンドリーに、「かわいいワンチャンですね~」というような雰囲気にはなりにくいという部分もありますね。
アメリカで、ワンコに求めるものは、かわいさより、カッコよさ、力強さが強いのかなと感じます。
そして、飼い主のワンコへの指示も厳しい印象です。
例えば、道の反対側にいるうちのワンコにほえたり、道路を渡りたそうに飼い主を引っ張ったりすると、飼い主は鋭い声で犬を座らせて、落ち着くまで動きません。。。
メイは、幸い外で出会うワンコや人にほえることはないのでいいのですが、いわゆりリーダーウォークなんて教えなかったので(ベルギーで育ち、森をノーリードで歩くのが普通だったので、リードは邪魔でしかないようです 笑)、散歩中にリードをぐいぐい引っ張って歩くのは普通です。厳しくしつけられている犬たちを見ると、かわいそうでもあり、うちのワンコはこれでいいのかと思ったり、複雑な気持ちです。
ちなみにアメリカは、ヨーロッパや南米とちがって、日本と同様 いまだ断耳、断尾を行うことが多いようです。
以前ブラジルで我が家のシュナウザーメイを飼い始めてベルギーに引っ越したあと、メイの散歩をしていたら、「この犬種(ミニチュアシュナウザー)は、昔は耳や尻尾を切られていたけど、今はもうしないからよかったね」と話しかけられました。メイは、ブラジル生まれなので、立派な尻尾とタレ耳がチャームポイントです。
しかし今回アメリカに来たら、「あら? あたたの犬は何の種類?」と散歩中に尋ねられたことがあり、「ミニチュアシュナウザーですよ」と答えたら、「そうよね。尻尾があるから、ちょっとわからなかった」とのこと。
まだアメリカでミニシュナに会ったのは1回しかないのですが、確かにその子も尻尾は短かったです。アメリカも動物愛護が進んでいる国だと思っていましたが、どうやら各犬種のスタンダードな形というものがはっきり決まっているようで、シュナウザーなら尻尾は短く、という基本がありそれが優先されているようです。個人的には、ちょっと残念な現実です。
一方で、広々とした公園があったり、芝生の多い家々の街並みはとても散歩しやすいのはアメリカのいいところですね!
ドッグパークもある広々とした公園
今後も、アメリカのワンコ事情をちょくちょくご報告したいと思います。
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