ずっと楽しみにしていた小澤征爾指揮のサイトウキネンオーケストラのコンサート@上海大劇院。 残念ながら体調不良により彼の降板が決定に。中国(満州)生まれで、どうしても中国で公演したかったそうで、彼の思いも含めて無念だなあと。 それでもひさしぶりの生クラシック、とてもワクワク。8日の演目は、チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」とオペラ「青ひげ公の城」。 弦楽曲のほうは、なんと指揮者なし。でも、今は立っていない小澤征爾がそこにいるような、ステキな演奏だった。オペラのほうは1日限りなので舞台はとても質素なのだけれど、演出が工夫されていて、おどろおどろしい世界がリアルに描かれていたのには感心。 そして、なぜか会場で呼び止められて、翌日のチケットを無料で贈呈されて、とてもラッキー。8日はほぼ満席で、とくにいい席は買おうとしたときにはソールドアウトだったのだけれど、9日はもともと小澤征爾指揮ではなかったせいか、かなり空席があったようで、無料ででも、ということでこっそり一部に配っていたっぽい。 思わぬぼたもちで、翌日の今度はオーケストラで、また昨日とは違う演奏を楽しめた。特に「ロメオとジュリエット」がよかったなあ。 心配だった中国人のマナーも、やはりフラッシュでいきなり演奏中に写真を撮ったり、会話をする不届き者もほんの一部いたけれど、総じて問題なく、気分よく演奏に集中できた。最近、生音楽から遠ざかっていたけれど、上海でももっと足を運びたいなあと思った次第。小澤征爾の復活も見たいなあ。 上海人気ブログへ投票
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