2022年9月10日
ベルギーから帰国して早くも1年強が経ちます。
日本にいる最大の喜びの一つは、美味しいものが気軽に食べられること!
とはいえ、日本ではなかなか食べられない外国のものもいろいろあります。
夏の間、急激に恋しくなったのがブラジルのフェイジョアーダ(ソーセージや豚足など、いろいろなもの煮込んだ豆料理)。
ベルギーにいたときは、比較的行きやすい場所にブラジル料理の店があったのでそこで食べたり、スーパーでフェイジョアーダ用の黒豆の缶詰を買ってきて本場の味とはいかないものの、まずまず満足のいくフェイジョアーダを自分で作っていたのですが、日本(しかも地方)だとそうもいきません。
帰国してから、シュラスコ(串にさしてやいた肉の塊を、そぎ落としてもらいながら食べるBBQ)も恋しくなり、わざわざ東京のFogo de Chaoまでいったのですが、お肉はさすがに美味しかったものの、フェイジョアーダはなく、かなり残念な思いをしたのです。
しかも、フェイジャオン(黒豆の煮込み)の付け合わせに出ていた白米が、ブラジルのお米とは全く違う、おそらく日本米でもっちり甘いお米だったことに意気消沈して、裏切られた気持ちで帰りました。
やはりフェイジョアーダやフェイジャオンには、ブラジル米(タイ米のような感じの、少し細長くぱさっとした感じ)が合うのです。
Fogo de Chaoといえば、もちろん本場ブラジルで大人気の本格ブラジルレストランなのに、そこで本格的なフェイジョアーダとご飯が食べられないとなると、日本ではもうあの味を楽しむのは無理なのか。
と、ほぼあきらめムードでいたのですが、ググってみるといろいろ出てきました。
特に、日系ブラジル人の方が多く住む地域には、本場の味を楽しめるお店がある気配!
そこで神奈川県綾瀬市にあるお店に行ってみることに。
なんともローカルで、食料品店の奥にちらっとイートインスペースがある感じ。
地元の日系ブラジル人ではない人にとっては、異国の雰囲気。少し入るのに勇気がいりそうですが、ブラジルの方は気のいい方が多いのは既に知っているので、思い切って店内へ。
懐かしい食材にも目を奪われながら、イートインスペースに向かい、フェイジョアーダを注文。
ついでに懐かしのドリンク、ガラナーも。
しばしブラジル生活を思い出しながら、本場の味を楽しみました。
日本じゃなかなか手に入らないファロッファ(キャッサバの粉)の触感も懐かしく、一気に平らげてしまいました!
ブラジルに住んでたんですよ!と言ったら、お店の方もさらに親切にしてくださって、美味しいブラジルの味と親切で温かいブラジルの人々を懐かしんだよいひと時でした。
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